センター地理の勉強法!

 こんばんは、PARADIGM平良です。今回は「センター地理の勉強法!」というタイトルでお送りします。

 以前、地理という科目の性質上、暗記で点数を上げにくいという話をしました。

 まとめると、地理は暗記量が少ないが、単に知識をつけただけでは高得点をとることができないということですね!

 では、どうやって勉強すれば点数が取れるようになるのか。皆さん疑問ですよね?

 この勉強法が確立しない限り、地理という科目は50点すら届かない可能性があります。

 そこで、今回は最も効率良く勉強する方法を伝授します!

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地理の解き方【ムーミン問題を例に】

 まずは、以前投稿した記事で取り上げた「ムーミン問題」を例題に説明していきます。

問4 ヨシエさんは、3か国の街を散策して、言語の違いに気づいた。そして、3か国の童話をモチーフにしたアニメーションが日本のテレビで放映されていたことを知り、3か国の文化の共通性と言語の違いを調べた。次の図5中のタとチはノルウェーとフィンランドを舞台にしたアニメーション、AとBはノルウェー語とフィンランド語のいずれかを示したものである。フィンランドに関するアニメーションと言語との正しい組み合わせを、下の①〜④のうちから一つ選べ。

センター試験 2018年より

※画像は載せられないので、問題文のみ紹介します。問題の詳細は以下のリンクから過去問を参照してください。

平成30年度 センター試験 地理B 第5問 問4

 実際に問題を見ながら一度解いてみてください。

 それでは解説していきます。

 まずはアニメーションから

アニメーション 【タ】 「ムーミン」

解き方①

 「ムーミン」がどこの国のアニメか知っていれば簡単に解けます。もちろん教科書にはのっていないので雑学として知っていれば簡単です。

解き方②

 ムーミンの背後に注目します。ムーミンの背後には針葉樹林や湖がうつっていますよね。

 気づきましたか?

 フィンランドの特徴として、「森林産業が発展」していること、「湖が多い」ということをしっかり学習していればこちらがフィンランドだと選択することができます。

アニメーション 【チ】 「小さなバイキングビッケ」

解き方

 地理の教科書にはほとんどのっていないと思いますが、世界史の知識などでノルウェーがバイキング(海賊)により発展した経緯を知っていれば選ぶことができます。

言語について 【A】 「Hva koster det?」

解き方

 ヒントであるスウェーデン語「Vad koster det?」と類似しています。スウェーデン語はインド=ヨーロッパ語族に属しており、ノルウェーが同じインド=ヨーロッパ語族、フィンランドがウラル語族に属していると学習していれば容易に選ぶことができます。

言語について 【B】 「Paljonko se maksaa?」

解き方

 言語でのアプローチはかなり難しいです。フィンランド語を知っている方はほとんどいないと思います。

 画像に注目するとトナカイがいます。

 フィンランドがトナカイで有名であると学習していれば選ぶことができます。

 解答は、アニメーション【タ】と言語【B】の組み合わせが正解です。

地理の科目特性をもう少し詳しく

 いかがでしたか?

 全ての要素を根拠をもって選ぶのはかなり難しい科目です。

 実際、今回のアニメーション【チ】がノルウェーかフィンランドのどちらであるか選択するのは地理の知識ではかなり厳しいと思います。

 また、言語【A】では語族の知識が問われました。細かい知識なので覚えている方は少ないと思います。

 しかし、問題を解くことのみに特化するのであればそれほど難しくありません。

 今回の問題を解く上で、フィンランドの「森林産業」「湖」というキーワードを覚えていると、アニメーション【タ】がフィンランドだと分かります。すると必然的に【チ】はノルウェーですね。

 またフィンランドが「トナカイ」で有名だと知っていれば言語【B】がフィンランドだとわかります。すると必然的に【B】はノルウェーです。

 このように問題を解く上では地理の教科書の内容で十分解くことができます。

 以上が地理の科目特性です。

 ここまで聞いて「めんどくさそう」だと思う方、すべてを知らないと気が済まない方は地理以外の科目をとることをおすすめします。

 では、地理を「楽しそう」「やってみたい」という方に向けて具体的な勉強法を説明します。

具体的な勉強方法

 勉強の進め方として

  • 参考書
  • 演習

 この2点を進めていきましょう。

参考書

 歴史の科目(日本史や世界史)では教科書を覚えることができれば、かなりの高得点をとることができます。

 しかし地理は教科書での学習はおすすめしません

 その理由は、地理では「なぜそうなるのか」が重要になる場合があるからです。

 地形がそうなった背景であったり、産業が発展した経緯を知っていなければ解けない問題もあります。

 その際、教科書では「因果関係」があまり詳しくないものがあるので参考書で学習することをおすすめします。

 以下、地理の参考書を簡単に紹介しておきます。次の機会に私達がオススメする地理の参考書集を記事にして紹介しますので、今しばらくお待ちください。

演習

 さきほどの例題で説明したように問題を解く方法は数種類ある場合があります。

 また、問題が直接的ではないので一見習っていない内容が出ているように思われる方も多いです。

 問題は学習した内容から出題されているということを意識して、それを解く練習をする必要があります。

 おすすめは過去問です。1度参考書で学習した後は過去問で演習を行い、身に着けた知識を十分発揮できるように演習していきましょう。

まとめ

 地理の勉強法は教科書を使わず、1冊の参考書→過去問で演習の繰り返しです。

 他の社会科目と違って、暗記だけで取れる要素がほとんど無いため、問題を通した演習が非常に重要になってくるのです。