勉強に集中するコツは長時間集中しないこと

 こんばんは、PARADIGM代表さときです。今回のタイトルは「勉強に集中するコツは長時間集中しないこと」です。

 ちょっと矛盾していますよね?

 最後まで読んで頂ければわかります!

 結論から言うと、分散学習という方法で集中力を養うことができます。

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人間の脳はそもそも集中できないようにつくられている

 皆さん知っていましたか?

 人類の脳は、進化の過程で一点集中できなように構築されているのです。

 先史時代の人類は、常に生存競争の中に身を置かれていました。

 そのため、常に周囲に敵はいないか?獲物はいないかと多方向に注意を払う必要があったのです。

 一点集中した行動を取っていると、敵から攻撃を仕掛けられてしまうため、人類は集中できないような脳へと進化していったのです。

 先史人(旧石器時代や日本でいう縄文時代の人たち)が、一つの場所に定住せず、遊動的に居住生活を行っていたのも、上記の性質に関連します。

 したがって、机に向かって勉強しはじめて30分ほどで、集中力が持たないと感じるのは仕方がなないことなのです。決してあなたに欠陥があるわけではありません。

マルチタスクも苦手

 ちなみに、人間は複数のことを同時に進行するのも苦手なのです。

 勉強で例えると、国語の勉強をしながら、数学の勉強も同じ時間帯に行うなどの行為ですね。

 ビジネスで例えると、営業を行いながら事務処理を行うといった感じでしょうか。

 一見、仕事ができる人は、あれもこれも同時進行にこなしていると感じられていると思いますが、脳のリソースをかなり消耗してしまいます。

 それにより、結果敵に集中力の低下や記憶力の低下に繋がり、効率が悪いです。

 集中してもダメ、マルチタスクもダメと来たら一体“できる人”はどういった方法を取っているのでしょうか?

 本当に勉強の効率が良い人、仕事ができる人は「分散学習」という方法を実践しているのです。

一点集中よりも分散学習が効率的

 本当に集中力があって、効率の良い勉強・仕事をこなしている人は「分散学習」という方法を実践しています。

 実は60分、120分といった長時間を集中し続けていないのです!

分散学習とは?

 分散学習とは、時間の間隔を開けて学習する方法です。

 一方、与えられた時間に休憩なしで学習する方法を「集中学習」と言います。

 先にも述べましたが、人間の脳は集中が続かないようにつくられています。

 例えば、普通の人が机に向かって一つの勉強・仕事に集中して作業をし続けられる時間はせいぜい30分程度であるといわれているのです。

 その時間を越えて集中しようとしても、個人の意識とは違うところで、注意散漫が起こったり、作業効率の低下に繋がるなどのデメリットが生じるのです。

 これが「集中学習」の効率的でない側面なのです。

 分散学習は15分や20分、30分などと短く時間を区切り、適度に休憩を取って学習します。

 一見、集中していないように見えるかもしれませんが、短時間の集中を繰り返すことで、効率の良い作業に繋げることができるのです。

焦らし効果

 また、「集中力は長く続かない」という性質を逆手に取った、「焦らし効果」と呼ばれる方法もあるようです。

 この効果はDaiGoさんの図書で紹介されていました。

あらかじめ時間を短く区切り、「もうちょっとやりたかった」「もう少しやれたかな」というところで仕事や勉強を打ち切ってしまう方法です。

『自分を操る超集中力』 DaiGo(著)

 そのメリットの中でも、特に効果的だとされるのが、

【途中で終わった感覚が残るので、「早くあの続きがしたい」と思える】

という点だと述べています。

 そして、集中力は自由な時よりも制限のある状態のほうが高まっていくという核心をついています。

 これは皆さん経験ありませんか?宿題をやっている時、仕事の締切に追われている時の方が集中している自分がいませんか?

 DaiGoさんお提唱した「焦らし効果」は、実は普段から取っている行動の中から見出した効果的な効果なのです。

 そのため、分散学習で30分や20分という短い時間で区切ると、かなり限られた時間の中で「焦らし効果」が生じるようになり、より高い集中力を発揮できるのです。

まとめ

 まとめとして

  • 人間はもともと集中力が持続しない脳になっている
  • 同時に複数のことを進行させることも向いていない
  • そのため、短く時間を区切ってその時間内で集中する方が効率的
  • それは、短時間の集中を繰り返すということ
  • さらに、短く限られた時間の中で最高のパフォーマンスを発揮することもある(焦らし効果)

 本当に効率の良い勉強・仕事・作業を実践したい人は、無理して超時間集中するのではなく、適度に休憩を挟みながら、短時間の集中時間をつくり出すことをオススメします!