大学生なってからの勉強はまず「批判的に聞く力」を鍛えることが大事!

 こんばんは、PARADIGM代表平良です。今回は大学生向けに「大学生なってからの勉強はまず「批判的に聞く力」を鍛えることが大事!」というタイトルでお送りします。

 新大学生はそろそろ大学生活に慣れてきた頃ですよね。

 ですが、大学生になった途端、どういう勉強したら良いか分からなくなる人は多いと思います。

 大学生になると勉強をしなくなり、だらだらと無駄に人生を過ごす学生がぐっと増えます。

 しかし、良い人生、豊かな人生を送るためには勉強は欠かせないのです。大学生で終わりではありません。社会人になってから勉強をはじめようと思うと、業務に追われしまい、あまり時間をつくれません。

 そこで、人生の中で最も時間のゆとりを持ちやすい大学生の間で勉強をすることをおすすめします。

 結論から言うと、勉強してほしいこと、身につけて欲しい力は色々とありますが、まずは「聞く力」を鍛えましょう!聞く力は、クリエイティブな能力や課題解決能力を養う第一歩になるのです。

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批判的に聞く力を身につける意義

 「聞く力」と言っても、人の話を右から左に聞き流せば良いというわけではありません。

 大学生になってからは、「批判的に聞く力」が大切です。

 批判的な姿勢を取ること自体は、聞くことに限らず、読み書きにおいても大切ですが、読み書きにおいて批判的行為に取り掛かる際にはアウトプットする力もセット関係で必要となります。

 そのため、まずは「聞く」という最も自然な行為の中で批判的姿勢を取る訓練をしてみましょう。

 高校生までは、先生の言うことを妄信的に聞いてきたかと思います。先生の話にだけでなく、流れてくるニュースや親の言うことなど全て受動的だったことでしょう。

 しかし、大学生になってからは、相手の話が本当に真実なのだろうか、何かもっといい方法はないだろうかという視点が重要になってきます。

 話を聞き入れるだけでは、妙な思想に騙されることもあるだろうし、そもそも自分自身で何も生み出すことができません。ある程度、批判的態度の中からクリエイティブな思考が生み出されたりするのです。

 例えば、最近の「働き方改革」は既存の労働システムに対する批判から来た改革なのです。

 世の中の大半の人は、会社員や公務員として労働することが当たり前に感じていることでしょう。

 満員電車で通勤したり、残業したりすることが自明の理となっている社会では、新しい働き方などは生まれません。

 しかし、一度立ち止まり、そのような世間の風潮に対して批判的な視点を持つことで、何が最も良い働き方なのかを模索することで、新しい考え方を持つことができます。

 そうすることで、残業時間を減らしたり、有給を取りやすくなったりと社会にとって良い影響が生まれてきます。また、ノマドワーカー的な働き方やフリーランスとして働くことという新しい働き方の概念も次々と生まれていきます。

 そして、その批判的な姿勢によって生み出された新たな発想は多くの人に影響を与え、個人として社会的地位を確立することにも繋がります。

 つまり、批判的に聞く力によりクリエイティブな発想を生み出すことができるようになるのです。この思考法を「クリティカルシンキング」と呼びます。

大学の講義はクリティカルシンキングをするにはうってつけの場

 大学生の皆さんにとって、大学の講義は眠たいものでしょう。気持ちはよくわかります。

 ですが、大学の講義は批判的に聞く力を養うには、うってつけの場だと言えます。
 よく「大学の講義は受けても意味ないから無駄」という意見を耳にします。これには共感する部分もあります。大学の講義の多くは、利益にならない雑学レベルだったり、プレゼンテーション能力の無い教授の眠たくなる話だったりするので、気持ちは分からないでもないです。

 しかし、せっかく高いお金を払って、どうせ単位を取らなければいけないのなら、その場を有効活用すべきです。

 大学教授の講義は教授自信の研究成果の発表か、学術的に定説と言われている内容を述べていることが多いです。その講義をひたすら鵜呑みにするするのではなく、批判的に聞いてみましょう。

縄文時代の遺跡から出土する土偶は、乳房や臀部をなどを強調して製作されていることから、生殖や豊穣にかかわる母神像である

土偶に関する定説

 考古学の講義でこのような説明をされたあなたなはどう思うでしょうか?

 クリティカルシンキングが身についていない人はただ感心するばかりでしょう。

 しかし、批判的な態度で聞くと、そもそも土偶って本当に女性を象っているのだろうか、女性=出産(生殖)という解釈はジェンダー的な視点からどうなんだろうかという批判を生み出すことができます。

 大学の教授は日本でもトップクラスに頭の良い人達です。その頭の良い講義を聞いて批判点を見いだせたあなたはこれからさらに賢くされる可能性を秘めています。

 そして、クリティカルシンキングをする学問は何でもいいです。むしろ、自分の専攻以外でチャレンジしてみましょう。本当に頭の良い人は、専門知識が無くともその話を聞いただけで、本質を見抜き問題点を見出してディスカッションします。大学はそういう練習をする場だと思えば少しは有益です。

批判できるようになるためには色んな意見を聞けばいいです

 とはいえ、いきなり批判的な意見を持ちなさいと言われても難しいですよね。

 そこで、やはり「聞く力」は大切になってきます。色んな人の話を聞くことです。

 先程の土偶の定説にしても、A教授はこう言ってたけど、B教授はこう言ってたと2通り以上の意見を聞くことで、「ああ、こういう見方もあるのか」と気付くことができます。

 その時にクリティカルシンキングするロジックも自分中で形成することができるようになるでしょう。

 色んな意見を取りれるために1番有効なのは、本当は読書をすることだと個人的には思っているのですが、リーディングはまた次のステップであると感じています。

 なので、まずは大学教授の話を聞く、有識者の意見を聞く、同じ大学生の意見を聞くことの方がはるかに楽です。

 それは、つまりコミュニケーションですね。せっかく、高いお金を払っているのですから大学教授ともコミュニケーションを図ってみましょう。現代であればYouTubeやテレビの討論番組でも様々な意見を聞くことができます。

 人生を無駄に過ごさないためにも、有意義なアカデミックライフを。