こんばんは、PARADIGMみやぎです。
本日のタイトルは「模試で得点率が50%に満たない人のための独学法(英語と数学編)」です。
模試の結果が悪く合格までほど遠い。親にも塾に入れと言われているが、金銭的に迷惑をかけたくない。
そんな悩みを抱えている人はぜひ読んでください。
大学受験に向けて最初に行うことは「塾選び」
これはもう昔の話です。
現在では塾に頼らずに独学で大学に行ける恵まれた時代です。
しかし、参考書選びに失敗したり、スケジュールを間違って設定していまうと目も当てられない結果になってしまいます。
受験生で塾に頼らずに大学に行こうと思っている方はぜひ最後まで読んでみてください。
特に今回の記事はまだまだ勉強不足、または勉強の結果が出ていない受験生へお送りします。この記事の読者のターゲットは以下の通りです。
・塾には通わず、独学で勉強しようと思っている人
・独学で勉強しようと思っているが、現時点でマーク模試での得点率50%以下の人
・地方国公立大学あるいは中堅国公立大学への進学を考えている人
Contents
独学で勉強する人のためのスケジュール
自習を行うために最も大切なことはどの単元をどのように、いつ行うのかを決めることです。
今回はそれを細かく提案しますので、それに沿って学習を進め、合格を目指しましょう。
独学に必要な勉強法と時期を紹介していきます。
英語のスケジュール
英単語(ターゲットや速読英単語など)
4月~受験日まで
英単語帳は受験日の当日まで何度も繰り返し活用してください。
英語の伸び悩みを感じたとき、意外に単語の暗記不足もあるのでしっかり学習しましょう。
英単語帳は基本的に一度決めたらそれをずっと繰り返しましょう。
何度も英単語帳を変更している生徒がいますが、1冊の単語帳を覚えると基本的に十分です。
どの単語帳を選ぶべきかは以前解説しているため割愛しますが、1冊を繰り返し行いましょう。
英文法(ネクストステージ、ポレポレなど)
4月~7月
英文法に関しては夏までに終わらせましょう。
英文法の勉強については以前にも書きましたが、
英文法を解くための学習と読むための英文法の学習を分けて考えられるようにしてください。
以前説明したように、英文法を解くための学習は文法書、読むための英文法は構文と呼ばれる参考書、問題集を進めてください。
具体的には、ネクストステージを例にあげてみます。
ネクストステージは、全部で23章あります。
1日目1章、2日目復習、3日目2章、4日目復習。。。といった形で進めていきましょう。
このペースで4月から進めると5月の中旬に終わると思います。
5月の中旬から2周目を行い、7月には英文法に関してかなりの成績アップが期待できます。
また、参考書や問題集を進める中で理解に困る方はユーチューブやスタディサプリなどの映像授業に頼るのも良いでしょう。
例えば、スタディサプリでは、英文法のスタンダードコースが24講提供されています。
これは隔日で見ていくことをお勧めします。
1日目1講、2日目復習、3日目2講、4日目復習。。。といったように隔日で講座と復習を交互に挟むと良いでしょう。
暗記すべき部分はこの時期で確実に覚えましょう。
復習の仕方に関しては、ネクストステージなどの参考書、問題集ではもう1度解いてみましょう。
ミスがあったところは解説をしっかり読み、暗記してください。復習段階では全問正解できるよう1周目で暗記していきましょう。
スタディサプリに関しては、テストを実施しましょう。そこで点数を落としてしまった場合はもう1度その内容を解説している授業を見直しましょう。

長文読解
8月~11月
この時期はセンター試験などマーク式の試験対策を行いましょう。
記述が多いような問題集を進めるのはやめましょう。
2次記述があるといってもまずはセンター試験の点数が大事です。焦らずに英語の読解力をあげていきましょう。
こちらでも前述したように、問題集をすすめましょう。
おすすめは河合や駿台の黒本や青本です。センター模試を掲載しているため、実際にセンター試験の難易度を体感できます。
1日目問題演習、2日目復習、3日目問題演習といった形で進めていきましょう。
スタディサプリでも同様です。
こちらは長文という講座が24講あるので、講座と復習の隔日で学習していきましょう。
ここで時間配分はまだ強く意識せず、時間をかければ点数がしっかりとれる状態をつくることを大切にしてください。
過去問演習
12月~1月
センター試験の過去問を用いてどんどん演習を行ってください。
時間配分を意識し、自分はどこで時間がかかり、どこで点数を落としてしまう、など自身の特徴を細かく分析し、志望校の攻略を目指しましょう。
時間が足りない部分を重点的に行えば、時間は短くなります。
辛抱強く頑張りましょう。
この時期になると英単語をおろそかにする生徒がいますが、直前まで行うことを意識してください。
数学のスケジュール
網羅的な問題集(チャートや本質の研究など)
4月~7月
まずは全範囲がまんべんなく載っている問題集を解き進めます。
すすめ方に関しては以前も書きましたが、解法を暗記するイメージです。
1周目で解ける状態を作るのが目標ではなく、2周目では必ず解ける状態にしておくことを大切にしてください。
しかし、現時点で数学が苦手だと感じている人は映像授業に頼ることをお勧めします。
数学を参考書、問題集を用いて独学を行える人は一部だと思います。
映像授業を活用し、しっかりと理解を深めていきましょう。
スタディサプリでは数学IAIIBの講座が48講あります。これを活用しましょう。
進め方は英語同様
1日目1講、2日目復習、3日目2講。。。と復習を挟みながら学習をすすめましょう。
復習の日に確認テストを必ず受検しましょう。その際に理解出来ていないと思った場合は見栄を張らず必ず復習を行いましょう。
解くスピードはここで意識する必要はありません。
時間をかければ解けるという状態にもっていければここはクリアです。
この段階が数学で点数をとれるかどうかにかかわってきます。
しっかり頑張りましょう。
演習用の問題集(マーク式問題集など)
8月~11月
こちらでもオススメは河合や駿台が出版している黒本や青本です。
インプットは一度行っているので、ここでは1周目から解けることを目的とします。
すぐに答えを見るのではなく、しっかり時間をかけて考えて解いてください。
ときにはチャートなど①に戻り、復習することも忘れてはいけません。
ここで問題集をすすめられる方はどんどん演習を行っていきましょう。
しかし、ここでもまだ解き進めることが難しい方は映像授業に頼りましょう。
スタディサプリにはセンター対策講座のIA、IIBが計17講あります。
これを復習と講座の受講を交互に進めていきましょう。
数学が苦手な人はこの講座が難しく感じる方もいるかもしれません。
その場合は恥じることなく、前のスタンダード講座に戻りましょう。
その復習をしながらセンター対策講座をすすめましょう。
1日目センター1講、2日目スタンダード講座の該当範囲、3日目復習
といった形で復習に2日さくことで必ず解ける状態へもっていきましょう。
過去問演習
12月~1月
過去問を用いてどんどん演習を行ってください。
英語同様、時間配分を意識し、本番を見据えて時間内にどれだけ解けるか考えて進めていきましょう。
ここで苦手範囲は「捨てる」可能性も考えましょう。本番でとりたい点数を考え、そこから点数がとれる範囲ととれない範囲を自分で認識することが大切です。
またここでも、忘れてしまっていることがあれば【網羅的な問題集】に戻ってください。
模試で得点率が50%に満たない人のための独学法まとめ
最後に、質問投稿サイトで解説のわからない部分を質問するのも有効な手段です。
「Clear」というアプリは様々な人が質問を投稿し、質問に答えてくれます。
参考書の解説でわからないところや映像授業で理解ができなかったところを質問すると答えてくれます。
このような映像授業やアプリを利用し、自学習を効率よく進めていきましょう。
これらのツールを利用すれば塾に頼らずに十分対策を行うことができます。