私立大が難化傾向―早慶やMARCHに受かるには―

 こんにちは、今回は「私立大が難化傾向―早慶やMARCHに受かるには―」というタイトルでお送りします。先日、以下のようなTweetをしました。そのTweetについて深掘りします。

 最近、私立大学が難化しているという話をよく耳にしませんか?大学入試を取り上げる雑誌やサイトでは軒並みその話題について触れられています。そこで、今回は私大の難化傾向について改めて振り返り、MARCH以上の有名私立に受かるにはどうすればいいのか、ということについて解説します。

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私立大学に入りにくくなっているって本当?

 私立大学の難化傾向が取り沙汰されはじめたのは、2017年前後からです。理由としては、文部科学省が首都圏などの大規模私立大学への学生集中を緩和するため、定員を超過している大学への補助金を打ち切るという方針を発表したからです。それが2016年辺りからはじまっていたのです。ということは、つまりこれまで定員をオーバーして受験生を多く取っていましたが、補助金がきちんと貰えるように合格者数を絞っているのですね。

実際にどれぐらい減ったか?

 では、実際にどれぐらい合格者数が減ったのかを見ていきましょう。

大学 志願者数 合格者数
2018 2017 昨年比 2018 2017 昨年比
早稲田大学 117,209 114,983 2226 14,532 15,927 ▲ 1,395
慶応大学 43,301 44,845 ▲ 1544 8,817 8,978 ▲ 161
明治大学 120,279 113,507 6772 21,216 22,854 ▲ 1,638
青山学院大学 62,905 60,966 1939 7,313 8,064 ▲ 751
立教大学 71,793 62,655 9138 10,452 11,260 ▲ 808
中央大学 88,182 74,029 14153 15,198 15,857 ▲ 659
法政大学 122,499 119,206 3293 17,548 21,181 ▲ 3,633
駒沢大学 44,815 41,666 3149 8,550 9,569 ▲ 1,019
専修大学 45,761 44,462 1299 8,437 9,892 ▲ 1,455
日本女子 10,951 11,713 ▲ 762 3,928 4,077 ▲ 149

 もののみごとに大学全部合格者数が減っていますよね。でも、これだけだと少子化による影響とも考えられます。続いて倍率の変化を見ていきましょう。

大学 倍率 up or down
2018 2017
早稲田大学 8.1 7.2 up
慶応大学 4.9 5.0 down
明治大学 5.7 5.0 up
青山学院大学 8.6 7.6 up
立教大学 6.9 5.6 up
中央大学 5.8 4.7 up
法政大学 7.0 5.6 up
駒沢大学 5.2 4.4 up
専修大学 5.4 4.5 up
日本女子 2.8 2.9 down

 ほぼ全ての大学で倍率が上がっています。このことからも、私立大学が難化していことはほぼ確実と言えるでしょう。

※なお、上の表では関東の一部の私大を取り上げましたが、関東における他の私立大学でも同様の結果が出ており、さらに関西の有名私立でも同様の現象が起きています。

その結果、模試でA判定を取っていた受験生でも落ちるという結果に...

 教育業界ではもう既に周知の事実ですが、模試の判定で早稲田大学A判定や法政大学A判定出ていたような受験生でも本試験で落ちてしまったとう噂話しが駆け巡りました。

 上の表では2018年度と2017年度の入試の結果しか載せていませんが、2019年度も感覚的に合格するのが難しいと感じたのです。大手教業界及び各大学が発表する合格者数や倍率は、2018年度と同じぐらい厳しいものとなるでしょう。

さらに残念なお知らせ

 2020年度受験生(今年の受験生)にさらに残念なお知らせがあります。それは、2020年度の私立大学入試はさらなる激化が予想されます。

 理由は、2021年度に大学入試改革を控えているからです。2021年度から現行の大学入試センター試験に代わって大学入学共通テストが導入されます。つまり、今年の受験生は来年受ける試験が変わってしまうため、なんとしてでも今年で合格したい、浪人したくないという気持ちが強いのです。

 そのため、激戦は免れ得ません。難関私立だけでなく、滑り止め対象となるような私立学にも影響が出てくると考えられます。

どうしても早慶やMARCHクラスに進学したいという受験生へ

 いくら難化しているとはいえ、学歴の高い大学に行く夢を捨てられる受験生は中々いないでしょう。そこで、早稲田大学や慶応大学などハイレベルな私立大学に受かる方法をお教えします。

 それは、AO入試です。AO入試や推薦入試だと、一般入試ほど学力を問われないケースが多く、一般入試では届かないけど受かりたい!という気持ちを持っている人にオススメです!

でも、AO入試って実績が必要なんでしょ?という疑問に対して

 このようなアドバイスをすると、必ずと言っていいほど次のような返答がきます。

「AO入試や推薦入試で受かるには実績が必要なんですよね?」

 答えとしては、合格するためにあるいは出願するために、実績が必要なAO入試や推薦入試はもちろんあります。

 しかし、実は実績が全くなくとも合格できるチャンスのあるAO入試や推薦入試はいくつも存在しているのです。今回はその中の内1つだけご紹介します。他の事例についてはまた次回記事をまとめてご紹介しますので、今しばらくお待ちください。

早稲田大学 新思考入試

 早稲田大学の入試制度の中に「新思考入試」と呼ばれるものがあります。ここ数年ではじまったばかりの入試なので、知らない人も多いのですが、この入試はかなり穴場な入試となっています。

どういう入試か?

 名前は新思考入試という名前ですが、基本的にAO入試と同義と捉えて頂いて構いません。細かい概要はまた別で紹介しますので、今回はざっくりと以下のように紹介します。

  • 年齢、調査書を問わずほぼ全ての受験生が受験することができる
  • 推薦書も不必要
  • まず第一関門は書類審査(課題レポート+評価書)
  • 第二関門は小論文試験
  • 第三関門のセンター試験3教科で得点率80%、を超えることができれば合格

 という入試制度になっています。つまり、誰でも受験できて書類と小論文さえ通れば後はセンター試験の得点率だけで早稲田大学に入れるよ!という入試なのです。学校長からの推薦も要らないので、本当に何の実績も無い人でも合格できるチャンスがあります。

 現に、私平良がこれまで指導をしてきた生徒で3人この入試を受けました。全員一次試験は通り、内2人は二次試験まで通り、一人がセンター試験得点率80%を越えて合格することができました。

 ちなみに、その合格した一人がPARADIGMの副代表である咲帆さんです。

 皆、何か凄い実績があったわけではありません。はじめて指導した子なんかは吹奏楽部に所属していたことぐらいしか自己アピールできることはありませんでした。

 【新思考】入試とあるように、思考力を問われるAO入試なので過去の実績はあまり関係が無さそうです。面接もありません。

 2019年5月30日(木)新思考入試に関する記事を投稿しました。以下の記事も参照してください。

まとめ

 というように、早稲田大学クラスでも穴場な入試制度はあったりするので、どうしても合格したい人はそのような制度を活用することです。新思考入試の攻略法と私立大学で用意されているAO入試・推薦入試の紹介はまた次回の機会に行いたいと思います。ここまでで読んで頂きありがとうございます。