読解で用いる英文法―分詞構文編―

 先日、下記のブログを投稿しました。

 タイトルは「センター試験の英語で最も効率よく得点を取る勉強方法」です。内容をまとめると

・センター試験の英語で最低限取らなければいけない点数は140点、つまり70%

・70%を取るために必要なことは「長文」で点数を稼ぐこと

・「単語レベルの言いかえ」「要約」「精読」で9割、「読み取り」で5割を目指せば70%は到達可能

センター試験の英語で最も効率よく得点を取る勉強方法

 そこで今回は英文を読解する上で、受験生を苦しめている分詞構文の考え方について解説していきます。

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①動名詞

That I swim in the river is dangerous. ⇒私がこの川で泳ぐことは危険だ。

 文法的な説明をすると、主語がthat I swim in the river、動詞がis、補語がdangerousです。That という接続詞のおかげで1文の中に動詞を2つ(swimとis)を用いることが可能となっています。しかし、1文に動詞は1つまでという固い掟?のようなものがあります。どうにか1文中に動詞を1つにしたいのでThat I swim in the riverを壊す必要があります。そこでingの登場です。That I swim in the riverのswimをswimmingに変換しちゃいます。するとswimは動詞ではなくなったので、thatも必要ありませんね。動詞がなくなったので主語のI もmyに変換します。

That I swim in the river ⇒ my swimming in the riverとなります。

That I swim in the river is dangerous. ⇒ my swimming in the river is dangerous.

という感じです。
 以上が動名詞の成り立ちです。ほとんどの参考書や問題集ではここからthat節を動名詞に変換する練習を行うと思います。その練習は文法問題を解く上では有益かもしれませんが読解では意味を成しません。読解で必要な力は動名詞をthat節に復活させる力です。動名詞を見つけたらthat節に戻すクセをつけましょう。

②現在分詞、過去分詞

I like the man who runs in the park. ⇒私は公園で走るその男性が好きだ。

 文法的な説明をすると主語がI、動詞がlike、目的語がthe man who runs in the parkとなっています。who runs in the parkがthe manを修飾していますね。今回もwhoという関係代名詞のおかげで1文の中にlikeとrunsという2つの動詞を共存させることが出来ています。しかし、先ほども言いましたが、1文に動詞は1つまでにしたい、という気持ちがあります。そこでingの登場です。runs をrunningに変換しちゃいます。すると動詞がなくなったので、whoもいりません。

who runs in the park ⇒ running in the park となります。

I like the man who runs in the park. ⇒ I like the man running in the park.

 こちらも参考書や問題集では関係代名詞を分詞へ変更する練習をしていませんか?読解で必要なことは分詞を関係代名詞へ戻すことです。

 

③分詞構文

When I called you, you were not at home.

 文法的な説明をするとWhen I called youが副詞節、you were not at homeが主節となり、主語はyou、動詞はwereとなります。こちらも同様にcalledをingに変換し、whenを取り除きます。

When I called you ⇒ I calling you となり

When I called you, you were not at home. = I calling you, you were not at home.

 となります。こちらは省略を補う際に従属接続詞(whenなど)を復活させる必要があります。接続詞はかなり多いのでほとんどがas(~とき、~ので、~ように、~つれて)で復活させればうまくいきます。以上がing形の特徴です。読解で必要なことは省略する力ではなく、省略を補う力です。

 以上のように簡略化された部分を復活させることで、英文がかなり読みやすくなります。次回も英文を読むためのノウハウについて書いていきます。ここまで読んで頂きありがとうございます。