【中学生&保護者必見】高校入試における英語の勉強法について教えます!

こんばんは!PARADIGM宮城です。

本日のタイトルは「【中学生&保護者必見】高校入試における英語の勉強法について教えます!」です。

英語という科目は、高校入試だけでなく、これからの大学受験や英検、TOIECなどとも密接に関わる重要な科目です!

つまり、この英語でつまづいてしまうと、高校受験だけでなく、今後の勉強にも響いてくるのです。

そのため、高校入試に合格するためにも、今後の勉強のためにも、今の内に効率の良い勉強法を身に着けましょう!

また、このブログを読んでいただいている保護者の皆さんも、決して子どものことと思わず、子どもにアドバイスできるようにしましょう!

今回はその高校受験英語の勉強法について解説いたします!

Contents

高校受験の勉強で必要なこと

高校入試の英語で最も大切なことは英単語を覚えることです。

英単語は英語の基礎となります。

長文を読むためにも、英作文の対策を行うにも、リスニングにさえ英単語の暗記は欠かせません。

英語の点数が低いまま、といった悩みを抱えている人は英単語の暗記を行いましょう!

次に大切なことは過去問の研究です。

意外と思う方もいるかもしれませんが、過去問を見たことが無いにもかかわらず、高校入試の対策を行っている生徒がいます。

そのような生徒は、高校入試を定期テストの延長だと解釈し、定期テスト同様の対策を行っています。

もちろん、定期テストと同様の対策を行っても高校入試の対策にはなりますが、かなり効率が悪いです。

そのため、まずは自身が受ける高校入試を実際にみるところから始めましょう。

高校入試は都道府県によってかわります。

しかし、その大部分が、記述式ではなく選択式の問題になっています。

定期テストでは中学によっては記述式の問題が多く、和訳、英訳など細かい知識が必要になる場合もあるでしょう。

その理由の一つに、教科書から英文が出題されるというところがあります。

教科書は学校で先生が細かく和訳を行い、重要文法を解説してくれています。

一度すべての和訳を行っており、解説をうけている英文が出題されるため、問題の難易度も必然的に高くなります。

それに対し、高校入試では初見の英文が出題されます。

入試の短い時間内に英文全てを細かく解釈し、正確に訳すことは受験生では不可能です。

高校入試では正確な和訳はいりません。

本文でだいたい何をいっているのかをすばやく判断する能力が問われています。

この力は英検にかなり近いと思います。選択肢に答えられる程度の解釈を行う癖をつけていきましょう。

また、中学の授業では、かなり文法が重要視されています。学校のワークや市販の問題集をみても文法が大部分をしめていると思います。

そのため、英文法から勉強を始める生徒が多くいます。

英文法の比重が低い高校入試を実施している場合は注意が必要です。

長文やリスニングの比重が高い高校入試を受験する生徒はその対策を行うことを優先してください。

単元別勉強法

では、実際に英語の勉強法を単元別にみて行きましょう!

今回取り上げる、高校入試における英語の単元は「長文読解」、「リスニング」、「英作文」です。

長文読解

長文はほとんどの都道府県で最も配点の高い単元だと思います。

長文読解を落としてしまうと目標点に届きません。この単元をしっかり学習し、志望校合格を目指しましょう!

この単元で最も大切なことは冒頭でも書きましたが、英単語の暗記です。

長文で点数がとれない人はまず英単語の暗記を行いましょう。

英単語は暗記できているにもかかわらず、長文でいまいち得点が出来ないという生徒もいます。

そのような生徒は自身の原因を英文法の理解不足だと思い込み、英文法の対策を行っていることがあります。

しかし、そのような生徒が点数を取れない原因は演習不足にあります。

長文の解き方がわかっていないということです。

高校入試は基本的に難易度が高くないので、英単語の暗記とテクニックを駆使すれば高得点が期待できます。

英単語の暗記を終えた人は、市販の長文読解用の問題集で演習を行い、テクニックを身につけましょう。

リスニング

高校入試だけでなく、大学入試や英検などの資格試験にもいえることですが、リスニングで最も大切なことは出題形式を知ることです。

写真をみて状況を答える問題や会話に答える問題などリスニングは多種多様にわたります。

しかし、どのような話が行われるか、どのような出題がなされるかを知っているだけで正答率は劇的にあがります。

大問ごとに研究を行い、それぞれの大問に対応できるようにしましょう。

具体的な対策としては、リスニングの教材を使用して行います。

まずは実際に問題を解いてみましょう。次にスクリプトをみてなんていっていたかを把握してください。

その後、実際の英文を聞きながら音読を行いましょう。

シャドーイングといって、英文のあとに続いて音読を行います。

最終的にはスクリプトを見ずに、英文を覚えてスピーカーと同じスピードで音読できるまで行いましょう。

英作文

英作文は上記の二つ、長文読解とリスニングと比べかなり難しいです。

ある程度高い高校を志望する生徒でなければ対策を最小限度にとどめ、上記の2単元やほかの科目を優先することをおすすめします。

それでも英語を得点源にしたいという生徒や難関校を志望する生徒は対策が必須です。

英作文を行う上で最も大切なことは単語の暗記です。冒頭からずっと同じことをいっているようですが、今回は少々違います。

今までの単語の暗記はスペルを覚える必要はありませんでした。

しかし、英作文を書くためにはスペルの暗記が必須です。

だからといってすべての単語のスペルまで暗記するのは非効率です。

そのため、スペルの暗記は中1範囲の単語に絞りましょう。

つまり、中1に学んだ単語だけで英作文を書きます。

英作文の採点方法は「主語動詞など文法事項がきちんとしているか」「スペルミスがないか」「内容にそっているか」の3点で見られる場合が多いです。

難易度の高い文法をや単語を用いればそれだけ減点される可能性も増えます。

例えば、「高校卒業後、あなたが何をしたいか書きなさい」という問に対し

A君 I want to study English because I want to be a teacher.

  私は英語の勉強をしたい、なぜなら先生になりたいから。

B君 I am going to study abroad and learn the culture which they have.

私は留学へいって、彼らの文化を学ぶつもりだ。

この二つの英文は実際に生徒が書いてきたものです。

Aくんの方は中1の英単語のみを用いて英作文を作っています。文法、スペルのミスはなく、内容も問にきちんと答えられているのでもちろん満点の回答です。

それに対し、Bくんは難しい英単語、文法を用いて内容もAくんより難しいことを書いています。

しかし、Bくんの英作文では、文化とはhaveで表現できるのか、theyとはだれを指すのか、関係代名詞の使用法は適切なのかなど様々な問題点があげられる可能性があります。

このように英作文では内容の難易度にこだわらず、中1範囲で答えられるよう練習を行いましょう!

まとめ

高校入試の対策を行う生徒は、実際に入試を一回も見ずに行うことがあります。

必ず過去問を研究し、自身の受験する高校入試に合わせた対策を行うようにしましょう!

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