こんばんは、PARADIGM代表さときです!
本日のタイトルは「沖縄の大学受験生が滑り止めで沖縄国際大学を受験すべき3つの理由」です。
かなりローカルな記事になりますが、以下の対象者は必見かと思われます。
・沖縄県に住む大学進学を志す高校生及び浪人生
・沖縄県に住む受験生で、第一志望を琉球大学にしている人
・沖縄県外に住んでいる人で、第一志望に失敗したら沖縄に移り住んでもいいなと思っている人
沖縄県における大学受験生の大半は、第一志望大学に「琉球大学」をあげてきます。
県内で最も難易度の高い大学であり、県内では学歴が高いと認識されているため当然の結果です。
しかし、ここ最近の琉球大学は難易度が格段に上がってきており、当たり前ですが、全員が全員受かるような大学ではありません。
そんな状況であるため、確実に大学に行くためには滑り止めが重要となってきます。
今回はそんな沖縄県内受験生のために、沖縄国際大学がいかに滑り止め先として重要な位置にいるのか!ということを解説します。
Contents
はじめに断っておきます
はじめに断っておきますが、この記事は、沖縄国際大学の価値を下げるような記事ではありません。
つまり、滑り止めとして受験することをおすすめはしますが、それはあくまで第1志望が別の大学である受験生の話です。
沖縄国際大学が滑り止めとなる大学だからといって、レベルが低い大学である、などといったそんな話ではありません。
沖縄国際大学を第1志望校に設定している受験生も多くいますので、まずはそこを認識しておいてください。
琉球大学志望者は沖縄国際大学も必ず併願すべき
さきほど、沖縄国際大学を第一志望に見据える学生も多くいると述べましたが、やはり沖縄県内においては琉球大学を第一志望に考える学生の方が圧倒的に多いです。
これは否定のしようがありません。
ところが、この琉球大学、近年難易度が上がってきているのです。
私立大学を併願していない受験生は、失敗するとたちまち「浪人」という道が待っています。
浪人はどうしても避けたいという人は、私立大学の合格を勝ち取っておかなけれなりません。
その抑えとして沖縄国際大学は最適です。
通称、「沖国」を抑えておくべき素晴らしい理由が3つあります。
- 学費が安い
- 学費納入日が琉球大学合格発表日と同日
- 受験料も安い
という3つです。以下から詳しく見ていきましょう!
学費が安い
もし、万が一琉球大学を失敗して私立の沖縄国際大学に進学することになった場合、まず心配することは「学費」だと思います。
世間的な認識では、国立大学と私立大学とでは私立大学の方が圧倒的に学費が高いですからね。
その認識は間違っていません。
しかし、実は沖縄国際大学は日本全国にある私立大学の中でも学費がとても安いことで有名なのです。
沖縄国際大学の学費は初年度で¥971,160です(2019年現在)。
琉球大学の学費は初年度で¥817,800なので、約10万円ほどの差になっています。
圧倒的な学費の差があるかと言われると、そうでもないような気がします。
全国の文系私立大学の平均的な初年度の学費が約114万円であると言われているので、沖縄国際大学はその平均よりも約20万円近くも低いのです。
このことから、学費の心配はそこまで無さそうですよね。
沖縄国際大学の学費納入日は、琉球大学合格発表日と同日
これはとんでもなく大きなメリットです。
本来、私立大学は国公立大学受験生の滑り止め先になるであろうことを考慮して、試験日程と学費納入日を設定しています。
つまり、国公立大学の合格発表日より前に学費を納入させ、もし万が一、受験生に辞退されてもある程度の収益を見込めるようにしているのです。
受験生も絶対受かるという保障が無いため、保険金というような形で納入しあます。
もちろん、全額納入させて一円も返さないという悪どい私立大学は存在しないため、授業料等は返還されます。
ただし、入学金はそれこそ保険金のような形で取られてしまうのです。
これは致し方ありません。私立大学も商売ですから。
ところが、沖縄国際大学は、入学するための学費を琉球大学の合格が分かってから納入できるような日程にしてくれているのです!
以下で詳しく見ていきましょう。
2019年度入学者向け日程
沖縄国際大学 学費納入日→2019年3月7日
琉球大学 合格発表日→2019年3月7日
これは私立大学としてはかなり異例なのです。
本来の私立大学であれば、いきもしない大学に約10万〜15万ほどの入学金を支払わなければなりませんが、沖縄国際大学は琉球大学の合格が分かれば0円で済むのです!
もちろん、琉球大学が不合格であればすぐさま銀行に行きお支払いすれば問題ありません。
つまり、沖縄国際大学を滑り止め先として抱えていても何のデメリットもないのです。
受験料も安い
沖縄国際大学は受験料も安いです。
沖縄国際大学には、一般入試前期・後期とセンター試験利用前期・後期の4つの試験タイプがあります。
まずはじめに受けることになるのは一般入試前期です。
この一般入試前期に出願する際、¥30,000かかりますが、この一度の出願で他の試験も受けることができるようになるのです。
沖縄国際大学はこれを「フリーパス制度」と呼んでいます。
要は、一度受験すればもうお金は必要ありませんよ!とうことですね。
一般入試前期に万が一失敗しても、再度無料で後期の一般入試やセンター試験利用の入試も受験できるのです。
浪人か沖国か?
以上のように、沖縄国際大学を抑えとして持っておくべき理由を3つ紹介しました。
受験しておいて全くの損がないことがわかったと思います。
次に想定される悩みとして、以下のような悩みが考えられます。
琉球大学に落ちて、沖縄国際大学には受かっているんだけど、進学した方がいいのか?
この悩みは理解できます。
なにせ、第一志望に向けて勉強は頑張ってきたわけですし、国立大学というブランドにも惹かれることでしょう!
進路アドバイザーを約5年ほど勤めてきた僕の意見としては、「進学すべき!」です!
はっきり言って、琉球大学と沖縄国際大学で大きな学歴の差はありません。
県外の大きな企業から見たら、どんぐりの背くらべのような認識でしょう。
県内の企業においても新卒採用において琉球大学と沖縄国際大学で差をつけるという企業は聞いたことがありません。
もし、そんな差をつけている企業があったとして、あまり良い企業とはいえなさそうです。
これからの時代は、学歴で人を見る時代ではありません。学歴よりも、その人の個性や能力、経験などを考慮して採用を検討する時代が目の前にやってきています。
そんな時代に、琉球大学と沖縄国際大学ぐらいの細かい差で学生を見極めようなんて企業より、別の良さそうな企業を探しましょう。
学歴は大企業が膨大なエントリーを捌くために、必要なのです。
何万と応募が来れば、一人ひとりの個性を見抜くのは大変なので、とりあえず学歴でふるいにかけるのです。
これが、高校時代に勉強を本当に頑張って成功した人の特権です。
琉球大学や沖縄国際大学に進学した人は、その後の大学生活を努力していけば良いのです。
しかも、沖縄国際大学は九州一の図書館を持っており、就職率も高い優良な大学です。
大学を学歴で見るのではなく、その内容や取り組みなども見極める眼を養ったほうが良いでしょう。
とりあえず、僕が言いたいのは琉球大学と沖縄国際大学そんなに変わらないよ!ということです。
悩むぐらいなら進学しましょう。
まとめ
以上、沖縄国際大学を滑り止めとして設定するメリットについて述べてきました。
おさらいしますが、
- 学費が安い
- 学費納入日が琉球大学合格発表日と同日
- 受験料も安い
であり、素晴らしい図書館を保有しており、就職支援も手厚い沖縄国際大学は滑り止め先としてだけでなく、単純に大学としても良い大学です。
琉球大学が第一志望の受験生は、是非検討を!