小学生の読書術!〜保護者必見!子どもが賢くなるための本の読み方〜

近年、幼児教育や小学生の児童教育やにおいて、算数や国語などの学校で習う勉強以外で思考力やコミュニケーション能力などの非認知能力を育ませたいという保護者が増えてきています。

非認知能力とは?

算数や国語のように点数化することができない能力のこと。例として、コミュニケーション能力や思考力、計画性、プレゼンテーション能力などがあげられる。学校教育で身につけることが難しく、社会的な活動や経験によって育まれることが多い。

非認知能力は、実は学力(認知能力)以上に将来の収入や能力に直結しやすいことも明らかになってきており、今後の教育や子育てにおいては重要なキーワードになることは間違いないでしょう。

ですが、非認知能力は測定できないというところからもわかるように、抽象的であるため、どう育ませれば良いのかわからない保護者が多いのです。

そこで、本記事では非認知能力を高める最も手っ取り早い方法を教えます。

それは、、、「読書」です!

つまり、本を読み、様々な知識を身につけましょうということです。

プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力などは一人で身につけることは難しいですが、読書は一人でもできます。

また、本を読むことが大事だとわかっていても中々子どもに本を読ませることができていないと悩んでいる保護者は多いのではないでしょうか?

今回は子どもが読書好きになる、あるいは効果的な本の読み方ができるような方法、読書術について解説します。

小学生が読書するメリット

読書するメリットは言わずもがな、幅広い知識を得られたり、読解力が身についたりと様々あります。

なので、子どもに限らずご自身でも本を読んだ方が良いと思っている方は多いことでしょう。

とりわけ、小学生あるいは子どもの時期から本を読むことは大切です。

なぜなら、幼少期や児童期は感受性が豊かで大人以上に読書から得られる効果が大きいのためです。

言い換えれば、色んな影響を受けやすい時期なので、その時期にたくさんの知識や表現方法が詰め込まれたものを吸収すると大きく飛躍的に成長が見込まれるということです。

これからの時代、大学受験においても総合型選抜(旧AO入試)・学校推薦型入試(旧推薦入試)などの需要が高まってきており、それら試験に合格するために必要な能力はやはり非認知能力です。

社会で成功している人も決して勉強ができる人ばかりではなく、むしろ課題解決能力に優れていたり、幅広い知識を持った教養高い人だったりするのではないでしょうか?

そういう人はただ才能を持っているというわけではなく、常日頃から読書が習慣化していたり、何かしらで知識を習得している人だったりするのです。

小学生が読書をするようになるには?

では、ここからは小学生の子どもがどうやったら本を読むようになるのか?について解説していきましょう。

子どもに読書して欲しいと思っても、中々そう上手くいかないのが現実です。そのため、工夫が必要なのです。

まずは親が読書をしよう!

子どもに本を読ませるため最も重要なことは、親自身が本を読む習慣を身につけることです。

親が読書をしないのに、子どもが急に本を読み出すなんて中々都合の良い話だとは思いませんか?

親が本を読んでいると、その姿を見て子どもも真似をするようになるかもしれません。

なので、まずは親の方から読書をはじめてみることが重要です!

そして、お子さんに読書の時間をつくろうと誘ってみてください。

本は押し付けない!

よく子どもに本を読んで欲しいからと、親が本を買ってきて子どもに与えることがあります。

しかし、これでは子どもが読みたがらない可能性があります。

子どもであれ、大人であれ、自分の興味の無い本を読めと言われても読む気にはなりませんね。

むしろ益々読書が嫌いになるきっかけになりかねません。

子どもに本を読んで欲しい気持ちは理解できますが、まずは子どもが読みたい本を一緒に探してあげましょう。

主体性を育むことにも繋がります。

読書記録を一緒につける

これが恐らく最も効果のある方法だと思います。

読書をしたらどこまで読んだのか、あるいは読み終わった本のタイトルなどを何かしらのノートに記帳させておくのです。

1日で読み終えることができなかったものは、ページをノートに書かせて、ちょっとしたコメントを書かせると良いでしょう。親はそれに対して先生のようにコメントを返してあげてください。

読み終えたのであれば、その本のタイトルと読み終わった日付などを書かせて記録させておきましょう。

それが積み重なっていくと、自分の読書成果が目に見えてわかるようになり、モチベーションアップに繋がるかもしれません。

また、一定の冊数に達したら何かご褒美をあげるなど、目標を据えさせるとより効果的です。

学校でも読書冊数が多い生徒は表彰されたりしますよね?

あれの家庭バージョンだと思ってください。

継続するコツは、続けていたという記録があるとより長期的に続けられるようになります。それを子どもの読書生活にも応用してみてはいかがでしょうか?

小学生にとって効果的な本の読み方は?〜子ども読書術!〜

それでは、ここからより具体的な読書法について解説していきます。子ども向けの内容となっていますが、本質は大人も変わらないので、保護者の方も実践できる内容となっています。

まず辞書を準備する

まず、用意するものとして「国語辞書」や「漢字辞書」を準備しましょう。

文章を読む際、意味がわからない言葉や読み方がわからない漢字が出てくると、その本の理解を妨げる要因となってしまいます。

また、わからない言葉を自らの手で辞書を引かせることで、語彙力の向上、記憶への定着度も上がるなど多くのメリットがあります。

子どもが本を読む際には、必携すべきアイテムだと思って良いでしょう。

金田一 京助 (編集), 深谷 圭助 (編集), 飯田 朝子 (編集), 石黒 圭 (編集), 桂 聖 (編集)

読んだ本を図解化する

まず一つ目の読書法は、「読んだ本を図解化する」ことです。図解化すると小難しく言っておりますが、簡単に言うと絵に表現してみたり、登場人物の関係性などを図にして表すということです。

なぜ、図解化する必要があるのかというと、小学生が読む本(または文章)のほとんどが「文学」というものにカテゴライズされるからです。要は物語や詩ですね。

大人でも文学的な小説を読むことがあると思いますが、川端康成や村上春樹などの文章ってちょっとむずかしいと感じることはありませんか?

難しいと感じる理由の一つに情景が思い浮かばない、言葉の意味がわからない、などのことがあげられます。

情景が思い浮かばない、イメージができないというところは特に致命的です。子どもに限らず、多くの人が本ではなく、漫画やアニメ、映画などの作品の方が良いと思うのは、映像や絵があるためイメージしやすいからでしょう。

そのため、読書においては、文章で書かれていることを自分の頭の中で具体的にイメージしていくことが重要です!

その方法の一つとして、本に書かれている内容を図や絵にしてみたり、登場人物の関係を書き起こしながら読んでいくと、理解しやすくなります。

読むスピードはかなり遅くなりますが、子どもの想像力や表現力、読解力を育む上では効果的です。

子どもがアウトプットに手こずる表現については、保護者が少しだけ手助けしてあげると良いですね。

良いなと思った文章には、線を引いたり、付箋を貼ったりしておく

これは、大人の読書術においてもよく紹介されている方法だと思いますが、子どもの読書においても重要な役割を果たします。

子どもが読む本の多くは、児童書の物語系だと思うので、感銘を受けた箇所やちょっとでも良いと思えたところは何かしらの方法でマーキングさせると良いでしょう。

この方法によって、惰性的に読書をするのではなく、能動的に読書することが可能となります。

記憶の定着にも繋がりますし、何箇所かマーキングしていると、自分のノートのような感覚になって読書を楽しめるはずです。

小学生の読書術まとめ

このように、本を読むこと一つとっても、読み方や事前準備などが必要となってきます。

本を読むことは知識をつけるだけでなく、想像力や読解力などこれからの時代に必要な技術を身につけることができる効果的な方法です。

この機会にお子さんとご一緒に週に1回、読書時間をつくってみてはいかがでしょうか?