【大学受験】現代文の点数って上げられる?その勉強法について解説【国語】

こんばんは!NPO法人パラダイム宮城です。
本日のタイトルは「【大学受験】現代文の点数って上げられる?その勉強法について解説【国語】」です。

大学受験の科目の中で勉強法に一番悩むのが「国語」の勉強法といっても過言ではないでしょう。

その中でも特に「現代文」が、自分で勉強する方法が難しく、感覚で問題を解いてしまい、点数の不安定さに繋がってしまいます。

この記事では、国語の中でも現代文にフォーカスを当て、あなたの現代文勉強法を確立させます。

現代文の勉強法を確立させることで、不安定さの伴う現代文の点数で常に高得点を狙っていきましょう!

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現代文とは

国語入試科目には「現代文」、「古文」、「漢文」の3つに分かれています。

その中でも、現代文は文章から筆者の考えを読み取る問題が問われています。

現代文の問題には大きく分けて2種類

現代文の問題には大きく分けて2種類存在します。

それは、「評論」「小説」です。(私立大学などでは随筆も出ますが今回は省略します)

この2種類に関してどちらが難しいということはなく、得意不得意が分かれます。

「評論では点数が安定するのに、小説が難しい」

「評論は難しい表現が多いため。小説なら簡単」

といった受験生の声をよく耳にします。

しかし、どちらも現代文という枠にいる以上、解き方が異なるわけではありません。

どちらも得意にしていきましょう。

現代文は勉強しても伸びないという迷信

現代文は勉強しても伸びないといわれています。

確かに、ほかの科目と比べると勉強しても自身の学力アップが目に見えにくいです。

現代文を勉強しても伸びないといわれている理由は、基本的に初見の問題が出るからです。

理科や社会に関して、勉強した内容がそのまま出題されることがあるため、その問題を解くことができれば学力アップを実感しやすいです。

しかし、現代文は基本的に一度学習した課題文がでることはないでしょう。

そのため、現代文を勉強しても意味がないと思われてしまうのです。

もちろん、勉強をすれば現代文だって学力は上がります。

現代文で何が問われているのかを意識しましょう。

現代文を解くうえで必要なことは考え方

現代文を解く際に必要なことは、「なぜその選択肢が答えになるのか」という考え方です。

現代文の課題文は基本的に初見の問題ですが、「解き方」は一貫しています。

現代文の答えを導き出すためのプロセスを学び、それを実践できるようにしましょう。

現代文勉強法の基礎編

それでは、現代文の勉強法に関する基礎的なところ学んでいきましょう!

現代文勉強法の基礎編【漢字】

現代文の学力が上がらない要因には、漢字の暗記不足が原因となることが結構あります。

現代文では漢字はもちろん出題されます。

センター試験では10/200点(200点中10点分)が出題されていました。

この10点をとることはもちろんですが、現代文で使用されている漢字の意味をしっかり覚えなければ読解ができないといったところに繋がってくるのです。

たった10点と思って、現代文の漢字を疎かにする受験生は多くいますが、国語の勉強を行う上で最低限身に付けなければいけない知識となっています。必ず覚えましょう!

ちなみに、大学入試の漢字を勉強する上でおすすめの参考書は「入試漢字マスター1800+」です。

現代文の漢字に関しては、これ1冊で充分というぐらい、網羅性の高いものとなっています。

川野 一幸 (著), 立川 芳雄 (著), 晴山 亨 (著)

現代文勉強法の基礎編【語彙】

漢字もそうですが、現代文では慣用表現やことわざも覚える必要があります。

センター試験でも9/200点(200点中9点)が出題されていました。

現代文の漢字や語彙は英語読解における英単語の役割を果たします。

英単語を覚える必要は感じているのに、漢字や語彙を覚えようとしない受験生が多くいます。

現代文で出題されるのは日本語だから「なんとなく」意味がわかる。だから覚える必要がないと思っている人がいますが、それでは現代文の学力アップは難しいです。

試験である以上、現代文では日常生活で間違って使っている表現や難しい表現を出題します。

例えば、以下の例題をみてみましょう。

問「気のおけない」の意味を以下の①~⑤から選びなさい。

①気分を害さず対応できる

②遠慮しないで気楽に付き合える

③落ち着いた気持ちで親しめる

④気を遣ってくつろぐことのない

⑤注意をめぐらし気配りのある

「気のおけない」という表現は日常生活では「④気を遣ってくつろぐことのない」で使用している人もいると思います。

しかし、今回の正解は「②遠慮しないで気楽に付き合える」となります。

このように、現代文では誤用されている表現を直接問うこともありますし、そもそも正反対の意味で解釈している場合は読解問題でも間違ってしまうでしょう。

そのため現代文には語彙力のアップは必須となります。

なお、現代文における語彙力を鍛えるためには、「現代文キーワード」と呼ばれる参考書が有効です。

現代文キーワードに関する参考書は様々な出版社より出版されていますが、特にZ会が出版している「現代文キーワード読解」がおすすめです。

キーワードが辞書的に解説されているだけでなく、キーワードに沿った文章が掲載されているため、読解力も同時に養うことができる優れものです。

単純な読み物としても面白いですよ!

ここまでのことを意識するだけで現代文の学力アップをする人はいると思いますが、以下では評論と小説、それぞれの解き方を詳述します。

現代文勉強法の応用編①〜評論〜

現代文の勉強法応用編、まずは「評論」から解説していきます。

評論文は難しめの文章になるため、苦手ない人は「何の話をしているかわからない」といった感じになるでしょう。

今回はそうならないように、「指示語」と「接続詞」の2点に注目して読むことをお勧めします。

指示語

「この」、「あの」、「このように」など、評論文では指示語が多用されます。

皆さんは普段、会話の中では指示語が指す内容を無意識的に解釈しているはずです。

しかし、評論分を読み慣れていない人は無意識的に解釈できていません。

評論文に出てくる指示語をすべてチェックし、何を指しているか考えてみてください。

これを行うだけで、評論の読解力がだいぶ上がります。

接続詞

評論文には必ず筆者の主張が存在します。

筆者の主張を読み取ることが評論文の読解では最も重要なことです。

その主張を見つけるための手掛かりとなるのが接続詞です。

逆接の接続詞である「しかし」や要約する際に用いられる「このように」や「つまり」など接続詞に注目することで、接続詞以下文章の重要度がわかります。

接続詞にはチェックを入れるようにしましょう。

現代文勉強法の応用編①〜小説〜

現代文の勉強法応用編、次は、「小説」です。

小説で必要となってくるのは登場人物の心情です。

心情を読み取るうえで必要なものは「心情表現」と「情景変化」の2点です。

心情表現

嬉しい、悲しいなど心情表現にはチェックを入れて読みましょう。

心情を読み取るうえで心情表現に注目するのは当然のことですね。

しかし、ほとんどの人ができていないことは、「行動」に注目することです。

すべての行動には感情や考えが伴います。

例えば

 

サッカーの試合に負けてボールを遠くに蹴飛ばした

 

という表現があった場合、なぜボールを蹴飛ばしたのかを考えましょう。

今回は「悔しかった」が正解になります。

このように登場人物がなんらかの行動をとる場合、それに伴い感情、考えを必ず考えるようにしましょう。

情景変化

小説では現実世界と違って、天気などの情景がかなり変化します。

突然、雨が降ったかと思えば快晴になったり、急に夕暮れになったりしますね。

このような情景変化には登場人物の感情や考えの変化が伴うことがほとんどです。

突然雨が降る→悲しい気持ち、突然晴れる→うれしい気持ちなど感情の変化があるので天気など情景の変化の前後では登場人物の感情の変化を読み取りましょう。

現代文勉強法の具体的なステップ

それでは、これまでに見てきた現代文の勉強法のステップについてまとめてみます!

①まずは漢字と語彙!

先に紹介したように、現代文の勉強法の基礎は「漢字」と「語彙」です。

これらをすっ飛ばして評論や小説を解いてみても、点数には繋がりにくいです。

漢字や語彙を勉強することで、基本的な国語力を養うことができ、現代文の実際の問題を解く際に難しい文章などを読みやすくなるという効果が期待できます。

なお、漢字や語彙は高校1年生〜高校2年生までにしっかりとマスターしておくことをおすすめします。

高校3年生や浪人生になってからだと、他の科目も本格的な勉強がはじまってしまい、漢字や語彙といった勉強は後回しせざるを得なくなります。

もちろん、どうしても現代文の点数を上げられない受験生は、一度基礎に立ち返り、漢字や語彙も勉強する必要があります。

ですが、余裕をもった学習計画で受験に挑みたいため、現代文の基礎的な勉強は高校2年生まで終わらせておきましょう。

②講義系の参考書を使って現代文の読み方を知りましょう

ある程度、語彙力などが身についてきたら、実際に参考書を使って現代文の読み方について学びましょう。

多くの受験生は学校や塾、予備校で現代文の講義があるはずなので、そこで充分に学べているのであれば、このステップは飛ばして良いかもしれません。

ですが、現代文の読み方が身についてる気がしない人は参考書を片手に再度勉強してみましょう。

勉強する期間は高校2年生の1月〜3月頃から高校3年生の4月〜8月頃までが理想ですね。9月以降は過去問や問題集を触れると良いです。

なお、勉強する際には、必ず先に紹介した「指示語」「接続詞」「心情表現」「情景変化」に着目して、文章を読みましょう

現代文を勉強する際の参考書については、別の記事にてまとめますが、とりあえず無難な参考書と以下のものを紹介しておきます。

③センター試験の過去問を解こう!

漢字や語彙の基礎を叩き込み、現代文の講義を受けた後は、実際にセンター試験の過去問を解いてみましょう!

過去10年分を解いてみると良いのではないでしょうか。

また、センター試験の過去問を全て解いてしまっている人は、河合や駿台が出版しているセンター形式の問題集で練習してみるのも良いかもしれません。

過去問を解く時期に関しては、夏休み明けの9月以降が良いかと思われます。

④二次試験の国語がある人は大学の過去問研究を

センター試験までの人は①→②→③とステップを踏み、伸び悩んだらまた①からやり直すという手順を踏めばいいですが、二次試験がある人は大学の過去問研究も行わないといけません。

とはいえ、二次試験に国語がある大学はそう多くはありません。難関大学や教育学部の国語科だったりします。

二次試験には記述があるので、また別のトレーニングが必要ですね。

国語の記述勉強法についてはまた別の記事で紹介致します。

まとめ

現代文を学ぶ上で前提となるのが

①漢字

②語彙

の暗記です。

これらは現代文の基礎となるため必ず学習しましょう。

評論読解で大切になるのが

①指示語

②接続詞

に着目することです。

必ずチェックをいれましょう。

小説読解で大切になるのが

①心情表現(行動まで)

②情景変化

に着目し、登場人物がどのような感情を抱いているのか確認してください。