こんばんは、PARADIGM代表平良です。
今回は「NPO法人を設立する際に参考にした本2冊を紹介!」というタイトルでお送りします。
先日、NPOプラザにて設立に必要な書類の一部を提出してきました。
NPO法人をつくる際、まずはじめのハードルとなっているのでが、この書類作成です。
特に、「設立趣旨書」「定款」と「事業計画書(2ヶ度分)」、「活動予算書(2ヶ度分)」「活動予算書 注記(2ヶ度分)」が内容も難しく、記載する量も多く大変苦労しました。
今からNPO法人の設立を考えている人は、まず上記の書類に苦戦することでしょう。
そのため、今回はそんな書類作成のお供となるであろう図書を2冊紹介します。
基本的にはこの2冊があれば、書類作成は十分なはずです。
ダンゼン得する 知りたいことがパッとわかる NPO法人のつくり方がよく分かる本
まずはじめにご紹介するのは、「ダンゼン得する 知りたいことがパッとわかる NPO法人のつくり方がよく分かる本」です。
数あるNPO法人作成に関する図書の中で、この本が書類作成の説明を最も平易に書いてくれている本になります。
イラストやフォント、カラーなど視覚的にわかりやすい要素を取り入れており、余計な説明などは載せず、とりあえず最短ルートの設立を目指す構成になっています。
悪く言えば、説明が少し荒いです。
例えば、p120に「活動予算書の作成」項目があるのですが、「活動予算書」の書き方は書かれているものの、「活動予算書 注記」の書き方が載っておりません。
そのため、この1冊だけで書類作成を進めていくと活動予算書作成の時に、一度はつまずくことになるでしょう。
そのため、もう1冊の本が必要になるのです。
とはいて、わかりやすさ読みやすさは随一です。
新版 自分たちでつくろうNPO法人!
2冊目は「新版 自分たちでつくろうNPO法人!」です。
こちらは、先程紹介した「ダンゼン得する 知りたいことがパッとわかる NPO法人のつくり方がよく分かる本」と違って、内容が細かく記載されています。
本の厚さ的にも若干厚くなっており、専門性はかなり高いです。
僕はこの本と「ダンゼン得する 知りたいことがパッとわかる NPO法人のつくり方がよく分かる本」の2冊を用いて書類作成に望みました。
まずはこの本から使っていたのですが、どうにも言葉が難しかったり、レイアウト的に読みやすいというものではなかったので、「NPO法人のつくり方がよく分かる本」を買って、そちらで進めていくことになりました。
しかし、先程も紹介した通り、説明が荒い部分があったので、結果的にこの本に戻ることに。
最初読んだ時は中々頭に入ってこなかった概念や用語も、後々読んでみると若干わかるようになっていました。
「NPO法人のつくり方がよく分かる本」では、補いきれなかった箇所はこの本で補うという感じで用いることがオススメです。
まとめ
NPO法人を独自でつくる上では上記の2冊を必須となるでしょう。
少しでもつまづいたら、まずは都道府県のNPOプラザに問い合わせるか直接質問しに行くべきです。
わからないまま進めても結果的に遠回りすることになりますからね。
どれか1冊ではなく、この2冊を組み合わせて書類作成に取り掛かることをオススメします!