琉球大学の推薦入試対策について徹底解説!【学校推薦型選抜】

こんにちは!学習塾パラダイムのさときです。
本日のタイトルは「琉球大学の推薦入試対策について徹底解説!【学校推薦型選抜】」です。

沖縄県にある国立大学の「琉球大学」では、多くの学部で学校推薦型選抜が設けられています。

琉球大学は沖縄県の受験生であれば、一度は受験を考える大学の一つですね。

一般入試では共通テストで65%前後は求められる大学であり(医学部以外)、決してかんたんに受かるような大学ではありません。

ですが、そんな琉球大学に一般入試以外に入学する方法があります。

それが「推薦入試(学校推薦型選抜)」です。

推薦入試(学校推薦型選抜)であれば、学力が足りていない受験生でも合格できるチャンスがあります。

とはいえ、琉球大学の推薦入試(学校推薦型選抜)に関する情報は薄く、沖縄県の受験生はどうやって対策したらいいかわからないことでしょう。また、推薦入試(学校推薦型選抜)はかんたんな入試ではなく、何の対策もないままだと面接や小論文が全くできず不合格となる未来がみえてしまいます。

そこで、今回の記事では、琉球大学を推薦入試(学校推薦型選抜)で合格したい人のために、その対策について解説します。

琉球大学の推薦入試(学校推薦型選抜)の内容

琉球大学の推薦入試(学校推薦型選抜)の内容

まずは、琉球大学の推薦入試(学校推薦型選抜)の内容について把握しておきましょう。琉球大学で推薦入試を設けている学部は、人文社会学部、国際地域創造学部、教育学部、理学部、医学部、工学部、農学部と全ての学部で推薦入試を受験することができます。

受験できる学部の詳細

さきほど、琉球大学の全ての学部で推薦入試を受験することができると述べました。とはいえ、学部の中で専攻または学科が別れていたり、受験内容がそれぞれ若干異なったりしています。大きな違いがあるとしたら、小論文があるかないか、共通テストまで課されるかどうかです。

小論文がある学部・学科・専攻

人文社会学部【国際法政、人間社会〈哲学・教育学〉、人間社会〈心理学〉、人間社会〈社会学〉、人間社会〈琉球アジア文化〉】

国際地域創造学部【国際地域創造(昼)、国際地域創造(昼)〈商業・観光〉、国際地域創造(夜)、国際地域創造(夜)〈商業・観光〉】

教育学部【学校教育〈小学校、学校教育〉、学校教育〈小学校、国語〉、学校教育〈小学校、社会科〉、学校教育〈小学校、音楽〉、学校教育〈小学校、美術〉、学校教育〈小学校、生活科学〉】

医学部【医学科】

農学部【亜熱帯地域農、亜熱帯農林環境科学、地域農業工、亜熱帯生物資源科学】

共通テストが課される学部・学科・専攻

人文社会学部【国際法政、人間社会〈哲学・教育学〉、人間社会〈心理学〉、人間社会〈社会学〉、人間社会〈琉球アジア文化〉】

国際地域創造学部【国際地域創造(昼)、国際地域創造(昼)〈商業・観光〉、国際地域創造(夜)、国際地域創造(夜)〈商業・観光〉】

教育学部【学校教育〈小学校、学校教育〉、学校教育〈小学校、国語〉、学校教育〈小学校、社会科〉、学校教育〈小学校、数学〉、学校教育〈小学校、理科〉、学校教育〈小学校、音楽〉、学校教育〈小学校、美術〉、学校教育〈小学校、保健体育〉、学校教育〈小学校、技術〉、学校教育〈小学校、英語〉、学校教育〈小学校、生活科学〉、学校教育〈特別支援教育〉】

理学部【物質地球科学〈物理系、地学系、化学系、生物系〉】

医学部【医学科、保健学科】

農学部【亜熱帯地域農、亜熱帯農林環境科学、地域農業工、亜熱帯生物資源科学】

工学部【工学科】

小論文の有無、共通テストの有無の意味は?

すべの学部で志望理由書の書類と面接は必須科目となっています。ですが、学部・学科(専攻)によっては小論文の有無、共通テストの有無による違いがあり、共通テストがない学部は年内に合格発表があるため、かなり早い段階で受験を終えることができます。

逆に共通テストがある場合は、面接や書類だけで合否が決まらず、結局共通テストを解く力が求められます。そこは一般入試と何ら変わりありません(もちろん、一般入試より合否判明は早いです)。

ですが、面接の出来栄えや志望理由書が良いものであれば、共通テストの得点率が多少低くても合格できることがあります。

一方、小論文がある場合は、志望理由書の執筆、面接対策、一般入試の勉強と並行して小論文対策も実施しないといけないため、非常にタイトなスケジュールになってきます。

なので、自分が受験する学部・学科(専攻)に小論文試験がある受験生は早めに対策しておくことをおすすめします。

琉球大学の推薦入試(学校推薦型選抜)に向けてまずはどういった準備が必要か?

琉球大学の推薦入試(学校推薦型選抜)に向けてまずはどういった準備が必要か?

琉球大学の推薦入試(学校推薦型選抜)に向けてまずはどういった準備が必要になるか、についても解説します!

特に現高校1・2年生は今から準備しておくと高校3年生になってから非常に楽になります。

志望理由書

どの学部でも必須になる志望理由書ですが、琉球大学の志望理由書は他の大学の志望理由書と比較しても文字数多めな志望理由書となっています。約1200字ほどでしょうか。

特徴的なのは、志望理由だけでなく、自己アピール文も必要だということです。志望理由書には以下のように書かれています。

進学の目的、将来の計画、自分の長所及び特技等について自薦書となるように詳細に記入してください。

つまり、①進学の目的、②将来の計画、③長所及び特技(自己アピール)の3つについて記述しないといけないということですね。

そのため、少し長めな志望理由書となっています。

この志望理由書を書くにあたって、準備しておくべきことは3つです。

  1. 将来の夢を考えておくこと
  2. 将来の夢を叶えるために大学で学びたい学部や授業・ゼミ等を考えておくこと
  3. 自分の長所をみつけておくこと

いずれも①進学の目的、②将来の計画、③長所及び特技(自己アピール)に対応したものになっています。特に自分が将来何をやりたいのか、自分の長所は何なのか、がわからず書くことに困ってしまう受験生は多いため、出願時期の3ヶ月以上前からしっかりと考えておくことが重要です!

面接

面接試験も志望理由書と同様にどの学部でも必須科目となっています。なお、全学部、共通テスト前に面接試験があります。毎年12月前半頃となっています。

面接対策は志望理由書を提出後に本格的な対策をすることになると思います。

ですが、面接も事前の準備が大切です。

まずは大学を志望する理由の伝え方を事前に勉強しておきましょう。以下の記事でその伝え方について紹介しているので、是非読んでみてください。

小論文

小論文は一部の学部では出題されませんが、出題される学部を受験する方は事前準備が必須となります!

なぜなら、学校でも小論文はあまり教わらないからです。

数学や英語は授業の中で勉強できますが、小論文だけは滅多に触れることはないでしょう。

試験の1ヶ月前辺りから対策し出す受験生がいますが、それでは中々間に合いません。そのため、2〜3ヶ月前からでも少しずつ対策していった方が良いです。

では、どういったことをすればいいのか?

琉球大学への推薦入試(学校推薦型選抜)を考えている現高校1年生や2年生は、「読書」をしておくことをおすすめします。

本を読めば、小論文が書けるようになるとは言えませんが、少なくとも小論文的な主張型文章がどういう文章なのかを知ることはできます。何より、文章が書ける人はやはり読書をよくしている人です。本を読めば知識が手に入り、主張型文章の型を知ることができます。やらないよりはやることをおすすめします。

受験間近の高校3年生の場合は、読書する時間を取るのも中々難しいので、もう少し本格的な準備が必要です。

例えば、小論文の参考書を少しずつ読み進めるでもいいでしょう。おすすめの参考書を以下に紹介しておきます。2〜3ヶ月前から読み進めるだけでも、変わってきますので事前に書き方について知っておきましょう。

琉球大学の推薦入試(学校推薦型選抜)の対策法!

それでは、具体的に琉球大学の推薦入試(学校推薦型選抜)の対策について解説したいと思います。

今回は特に志望理由書の書き方と小論文の書き方について解説します。

琉球大学の推薦入試(学校推薦型選抜)の対策法〜志望理由書編〜

まず志望理由書の書き方ですが、基本的な書き方は以前に僕が書いた記事に目を通してください。

琉球大学の場合は通常の志望理由書と違って少し特殊で、志望理由+自己アピール文が必要となります。

進学の目的、将来の計画、自分の長所及び特技等について自薦書となるように詳細に記入してください。

上記のような指示があり、大学を志望する理由だけでなく、長所や特技についても触れなければいけません。そのため、文章量が多くなり、大学を志望する理由と長所をアピールする際の文章がごちゃごちゃして伝わりにくい文章になる可能性があります。

琉球大学の志望理由書では、そこに注意して書く必要があるため、以下のような手順を踏むといいでしょう。

まずは自分の将来の夢を決めよう!

進学の目的や将来の計画について書きなさいという指示があるので、自分の目標について考える必要があります。この目標というのは、大学進学後の目標ではありません。大学卒業後にどのような夢を持っているのか、どのようなことを達成したいのかについて書く必要があります。なぜなら、大学に進学する目的は大学に入るためではなく、将来の目標を達成するために入学するからです。私には達成したい夢がある、だから大学で学問を修めるんだ!といった感じですね。

次に構成メモの作成!

将来の夢が決まったら、構成メモを作成しましょう。文章はいきなり書きはじめるものではなく、まずはしっかりと構成案を練る必要があります。構成メモ例は以下のようなものがおすすめです。

  • ① 自分の夢や目標について伝える(1〜2行程度で簡単に)
  • ② 夢を持ったきっかけ
  • ③ 将来やりたいことを具体的に書く(①を深堀りするように)
  • ④ 夢や目標を達成する上で、自分の長所をどう活かせるのかについて書く
  • ⑤ 夢や目標を達成するために、大学に入って何を学びたいかについて書く

あくまで一例ですが、上記のように構成すると、最初から最後まで繋がりのある文章を書くことができます。

自分が何文字書くべきなのかを知りましょう

琉球大学の志望理由書にはマス目がありません。つまり、何文字書いていいかわからないのです。何文字書くかわからないまま志望理由書に直接書き込むと、最終的に文量が少なかったり多かったりするため、自分の手書きで何文字入りそうかを確認してください。

まず、志望理由書の一行目に鉛筆で薄く横に〈あいうえおかきくけこ〜〉と書いて言ってください。そうすると、自分の普段の字の大きさで一行に何文字入るのかがわかります。例えば、30文字入ったとしましょう。琉球大学の志望理由書は35行ほどあるので、横30文字×縦35行なので、1050文字ほど書くことになります。

自分が何文字ほど書くのかを事前に知ることで、見通しのある文章作成が可能となります。

いよいよ執筆!

それでは、構成メモができ、自分が何文字書くかを把握できたら実際に文章を書いていきましょう。おすすめは、いきなり本番用の志望理由書に書くのではなく、できるならパソコンでWordに下書きするのがいいです。なぜなら、何度も書き直したり修正することが予測されるからです。パソコンを持っていない人は、スマートフォンでメモするなどして工夫しましょう。

以上が琉球大学の志望理由書を書く際に必要な手順となっています。この中で1番重要なことはやはり「構成メモ」です。

文章は構成メモの出来具合で決まると言っても過言ではありません。しっかりと構成の準備をしてから文章を書きはじめましょう。

琉球大学の推薦入試(学校推薦型選抜)の対策法〜小論文編〜

続いて紹介するのは小論文の対策法についてです。

小論文は学校の授業で教わる機会がほとんどないので、皆ゼロからのスタートとなります。そのため、基本的には早くはじめることが攻略のコツとなってきます。

また、学部によっては小論文というよりは、国語的な問を課されるところもあるため、基本的な国語力も必要になります。

まずは自分の受験する学部・学科の過去問を見てみましょう。

以下のURLから琉球大学の過去問を見ることができます。

ですが、小論文で使用される課題文の多くは著作権の関係上、見ることはできません。そのため、文字数や問題の提示の仕方などを把握しておくといいでしょう。

過去問を見ていただくと分かると思いますが、問題文自体はそこまで複雑でないことから、難易度はそこまで高くありません。例として、令和3年度の人文科学部 国際法政学科の学校推薦型選抜の問題を見てみましょう。

問1 問題文A、B、Cから読み取ることができる平和教育の問題点を要約しなさい(400字以上600字以内)

問2 問題文A、B、Cから読み取ることができる平和教育の問題点について、あなたの考えを述べなさい(400字以上600字以内)

文字数はそこまで多くはないですね。しかし、学部によっては1000字近い文字数を書かされる問題もあるので、注意が必要です。

問1は要約です。

全ての学部で要約が出題されるとは限りませんが、文章を要約する練習は日々行っておくといいでしょう!

なぜなら、文章を読んで要約することは読解力・文章力共に鍛えることができるからです。

過去問や問題集の少ない小論文対策においては、演習するための問題探しに苦労することもあるため、新聞のコラムや自分が読んだ本を400〜800字以内にまとめる練習をしておくと力になってきます。

問2は「あなたの考えを述べなさい」という至ってシンプルな問になっています。

問題文の指示通り、平和教育の問題点について考えを述べる必要があります。この指示について何を書いて良いかわからない、という方はいないでしょう。

このことからも、やはり琉球大学における小論文の問題はそこまで難しくないと判断しても良いでしょう。

一見、かんたんそうに見えるお題ですが、合格者と不合格者との違いはどこに生まれてくるのでしょうか?

それは、「論理的でない」という点と「構成案が練られていない」という2点に、合格不合格の差が生じている可能性があります。

「論理的でない」とは、例えば、はじめの主張と終わりの結論で矛盾が生じていたり、話が飛躍しすぎて根拠に欠けていたりとする場合です。

一方、「構成案が練られていない」とは、大筋の意見は伝わるものの、まるで日常会話のように話が行ったり来たりして文章がスムーズに読みづらいことの場合です。

つまり、書く前の準備が足りないのです。

合格者の答案ははじめの主張から終わりの結論まで一貫した意見であり(論理的)、段落ごとにコンセプトがあります(構成が練られている)。

そういった文章は読みやすく、説得力のある文章です。

問題文の難易度が高くないからこそ、「文章の書き方」に差が生まれてくるのです。

では、どういった対策をしたら良いのでしょうか?

まずは自分なりに構成メモを作成する練習をしてみましょう。

どうやって構成メモを作成したらいいかわからない方は「いい文章には型がある」という本を読むことをおすすめします。構成メモのとり方について詳しく書いているわけではありませんが、主張型文章における「型」の考え方について丁寧に解説してくれています。

琉球大学の推薦入試(学校推薦型選抜)の対策法〜面接編〜

最後に面接の対策について解説します。

といっても、琉球大学の面接は他の大学の面接となんら変わらず、やる対策は一般的な面接対策と同様です。

対策する時期としては、志望理由書などの書類を出し終わった翌日からはじめていくと良いでしょう。

面接対策の方法はまずは1人で想定質問集の答えを作成することです。いきなり、実践的な練習をはじめても何も答えられず、練習にならないということが予測されます。

想定質問集の答えが準備できたら、実践的な練習を開始しましょう。

1人では練習できないので、学校の先生や親、あるいは友人同士で練習をするといいです。

塾に通っている方であれば、塾の先生や職員に練習相手になってもらえないかお願いしてみましょう。

また、練習後、必ずFB(フィードバック)をもらうようにしてください。受けたFBを次回の練習までに修正し、また練習する。基本的な面接対策はこれの繰り返しとなっています。

パラダイムでは、大学受験用の面接対策サービスも行っているので、周囲に練習できる人がいないという方は是非私たちのサービスをご利用ください。

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まとめ

以上、琉球大学の学校推薦型選抜対策についてまとめてみました。

ここで紹介した対策法はあくまで基本的なところとなっています。実際はもう少し細かい対策やテクニックも必要です。

学習塾パラダイム(NPO法人パラダイム)では、学校推薦型選抜だけの対策コースも用意しているので、琉球大学の推薦入試に不安を抱えている方は是非一度面談を受けてみてください。

オンラインでの面談も可能です。ご希望の方は以下のフォームからお問い合わせいただきますようよろしくお願いいたします。