【大学受験用】面接試験に受かる志望理由の伝え方【AO・推薦入試】

こんばんは!パラダイムさときです。

本日のタイトルは「【大学受験用】面接試験に受かる志望理由の伝え方」です。

大学受験をAO入試や推薦入試で受験予定の方にとって、面接試験は避けては通れない最重要課題となっています。

そして、その面接試験の中で必ずといっていいほど聞かれる質問事項が「志望理由(志望動機)」です。

「あなたはなぜこの大学を志望したのですか?」という質問に適切に答えなければ合格することはできません。

今回の記事では、そんな志望理由(志望動機)のつくり方について解説し、読者のあなたを合格までもう一歩近づけさせます!

なお、AO入試や推薦入試の出願時に提出する「志望理由書」の作成方法については、以下の記事で紹介しているため、こちらもお読みください。

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AO入試や推薦入試では必ず問われる志望理由とは?

AO入試や推薦入試、はたまた一般入試の面接試験ではほぼ必ず「志望理由(志望動機)」が問われます。

これは大学受験に限った話ではありません。

就職面接でも、なぜこの企業を選んだのかといった理由は聞かれます。

当たり前ですね。

志望する理由がしっかりとしてない人を大学や会社に入れたいとは思いません。

そのため、面接試験において最も重要なのが「志望理由」なのです。

それでは、志望理由とはどういったものでしょうか?

「AO入試、推薦入試で必須な志望理由書の書き方」という記事で紹介した、実際に合格した人の志望理由書を見てみましょう!

 私は将来、国際的な社会に対応できる助産師を目指している。

 私が助産師を志したのは、母の出産がきっかけだ。私の母は二度の流産経験があり、不妊治療を5年間受けていた。二度目の流産経験の際には、助産師や看護師の方に励ましを受け、不妊治療を諦めずに続けたという。その話を聞き、私は看護師・助産師の職業に興味を持った。

 現在沖縄県の外国人労働者は年々増加傾向にあり、2016年度では5971人にまで登る。また、台湾人女性が沖縄で緊急出産したケースもある。このようにグローバル化が進む社会において、医療だけでなく看護分野も今後グローバル化に対応できる技術が求められる。

 私は留学経験が二度あるため、英語を用いたコミュニケーションには自信がある。そのため、英会話のできる助産師として病院や保健所に勤めたい。また、その病院や保健所で外国人向けの出産・子育ての講演会なども実践したいと思っている。

 目標を達成するために、貴学では助産実践論だけでなく、ハワイ研修やJICA研修受け入れ等の国際交流にも積極的に取り組みたい。また、広域・基盤看護科目を通し、実践的な看護の力も培いたい。看護・助産、そしてグローバルな学びを得られる貴学ならば、私の目標を達成できると考え、沖縄県立看護大学を志望する。

沖縄県立看護大学に合格した受験生の志望理由書より引用

こちらは推薦入試で事前提出した書類の志望理由書なので、文章形式となっています。

面接試験ではこの志望理由書を口頭で伝える必要があるのです。

なお、AO入試や推薦入試によっては、事前に志望理由書を提出しないタイプの入試もあります。

その場合は、試験の約1ヶ月前辺りから考えておく必要があるでしょう。

志望理由を考える際のポイント

それでは、実際に志望理由を作成する時のポイントについて紹介していきます。

いくつか重要なポイントがあるのですが、特に抑えておきたいポイントとして、以下のようなものがあげられます。

 

・“なぜ”この大学・学部・学科を選んだのか?

・なぜこの大学・学部・学科で“なければいけないのか?”

 

それぞれ詳しく解説していきます。

“なぜ”この大学・学部・学科を選んだのか?

志望理由なので、当たり前じゃないか?と思われる方がいるかもしれませんが、この「なぜ」には強くこだわる必要があります。

例えば、以下の3つの志望理由を見てみましょう。

Aさん

私は貴学の綺麗なキャンパスに惹かれ、この大学で学びたいと思い志望しました

Bさん

私は資格取得率が高い貴学の実績と先輩方の就職先に惹かれました。貴学であれば私も良い就職先に就けると思い志望しました。

Cさん

私の将来の夢は地域に貢献できる医師になることです。そのため、地域医療を学べる貴学を志望しました。

皆さん、3人の志望理由をみてどう感じましたか?

いずれも「なぜこの大学・学部・学科を選んだのか?」については、述べているかと思います。

しかし、「なぜ」に強くこだわっているのはCさんだけです。

Aさんは、大学のキャンパスという学びとは全く無関係な要素をあげており、とてもこの大学に行きたいという熱意を感じれれません。大学は遊びにいくところではなく、学びにいくところなので、こういった回答例はNGです。

Bさんは、Aさんよりも大学の実績について触れているので、多少良いかもしれません。ですが、大学は就職予備校ではなく、やはり学びの場です。もし、資格が取りたいならば専門学校や資格試験予備校に行くべきです。

一方、Cさんは大学に行く目的を持っています。自分の確固たる将来像があるのです。そして、その将来像を叶えるための学びがこの大学ではあるのだと述べています。

でも、ちょっと待って!

Cさんも何だか「医者」という就職先を全面に出してない!?と思われる方もいることでしょう。

注目して欲しいのは「地域に貢献できる“医師”」というところです。

Cさんの志望理由では、良いところに就職したいやとりあえず資格を取りたいといった内容ではなく、医師として地域医療に貢献したいという具体的な目標をアピールしています。

この具体的な目標というのがキーポイントです。

AO入試や推薦入試といった入試制度は、将来の明確なヴィジョン等を持っている学生が評価されます。

良いところに就職したい、資格を取りたいという曖昧な将来像では明確なヴィジョンを持っているとは言い難いですよね?

さらに、ただ“こういった職業になりたい”という「なりたい」だけでなく、その将来像においてどのように社会貢献するか?といったところが大切になってきます。Cさんの場合は、医者として地域医療に貢献したいということですね。

このように志望理由の「なぜ」に強くこだわって、自分の持っているヴィジョンをアピールする、それがAO入試や推薦入試あるいは全ての面接試験の鍵となっているのです。

つまり、志望理由を作成する時のポイントとしては、目先の就職先や施設等にとらわれるのではなく、「具体的な目標があるため大学に行きたい」と考える必要があります。

ポイント①

AO入試や推薦入試の面接試験では、自分の具体的なヴィジョンを持って志望理由をつくること

なぜこの大学・学部・学科で“なければいけないのか?”

次に「なぜこの大学・学部・学科で“なければいけないのか?”」ですが、先にあげたポイントの「“なぜ”この大学・学部・学科を選んだのか?」と似てますよね。

ですが、似ているようで若干異なるのです。

先程、志望理由では自分の具体的なヴィジョンをアピールする必要があると言いました。

実はそれだけではまだまだ足りません。

なぜなら、その自分の具体的なヴィジョンは他の大学でも達成できるかもしれないのです。

面接官からしたら、「あなたの夢はよくわかった。だけど、別にこの大学じゃなくても他の大学でも叶えられるんじゃない?」と思ってしまうのです。

要は本当にこの大学に入りたいと思っているのか、という点を面接官を見ているのです。

例えば、医者になりたいという目標であれば、国立大学であればほぼどこでも医学部があるので、大学はどこでも良いとなってしまいます。

また、先程例であげたCさんは医者として地域医療に貢献したいと言っていました。しかし、志望する大学で地域医療の専攻がなかった場合、どうなるでしょうか?

それは受験生と大学側のミスマッチとなり、不合格となることでしょう...。

また、ちゃんと大学のことを調べてないということでマイナス評価です。

つまり、この大学でなければいけない!という要素を面接で伝える必要があるのです。

この大学であれば、地域医療について学べる、日本で唯一琉球史が学べる、青森の民俗学が学べるなど、その大学独自の学びや制度に触れると良いでしょう!

それは、自分自身で調べる必要があります。

  • 大学のホームページでカリキュラムやwebシラバスを調べる
  • パンフレットを見る
  • 大学にいる先輩に話を聞いてみる

などなど、自分の確固たる志望理由をつくるにあたって、色々と方法があるので、なぜこの大学でなければいけないのか?について強くこだわってみましょう!

ポイント②

どこの大学でも当てはまるような理由ではない、この大学でしか学べないことなどを伝えると良いでしょう

AO入試、推薦入試合格により一歩近づく考え方

それでは、皆さん志望理由の基礎についてはある程度理解していただけたかと思います。

次からはAO入試、推薦入試合格に近づくためのより具体的なところに迫っていきたいと思います。

面接時の志望理由はだいたい40秒〜60秒程度で伝える

冒頭で、AO入試・推薦入試出願時にだいたいの場合は志望理由書を提出しているはずだと述べました。

なので、面接試験においてゼロから志望理由をつくるということはないかと思います。

しかし、文章にした志望理由をそのまま読み上げるととても長い発言になってしまい、面接官は聞いていられません。

また、書いてきたことを読み上げるのであれば面接試験の意味がないので、しっかりと自分の言葉でプレゼンテーションする必要があるのです。

では、具体的にどの程度にまとめれば良いのでしょうか?

僕は「40秒〜60秒」前後だと考えています。

400文字で提出した志望理由書も、800文字で提出した志望理由書でも約40秒〜60秒前後にまとめる必要があります。

20秒から30秒程度の一言二言で終わってしまうような志望理由だと、相手には何も伝わりません。

また、2、3分も長く話していると相手の頭に入りづらいです。

そこで、目安なのですが「40秒〜60秒」前後を考えて欲しいと思います。あくまで目安なので、受験生によっては少し伸びたり短くなったりするとは思いますが、聞き手が理解しやすいちょうど良い長さではないかと思います。

おすすめの志望理由構成

それでは、400文字や800文字で書いた志望理由書を1分程度にまとめるためには、どのようにしたら良いでしょうか?

僕がおすすめする志望理由の構成例を紹介するので、まずはそれに従ってまとめてみてください。

 

①明確なヴィジョンを伝える(将来像)

②将来像の具体的な内容や補足

③この大学でなければいけない理由

 

この構成例を当てはめた志望理由の具体例を以下に示します。

 

①私は将来考古学者として、沖縄県の先史時代を解明したいと思っているため、貴学を志望しました

②具体的には沖縄県の縄文時代の遺跡を発掘し、大学の研究者として日本の縄文時代との比較研究を行いたいです。

③そのため、貴学では南島考古学の研究室に所属したいと考えています。日本に数ある大学の中でも、沖縄県の先史時代に関する研究が盛んな貴学文学部であれば私の目標を達成できると思い、貴学を志望させていただきました。

 

実際はもう少し厚みのある感じにしないといけないのですが、とりあえずはサンプルとして理解してください。上記を実際に発してみると約40秒ほどでした。

流れとしては、まず「①明確なヴィジョンを伝える(将来像)」で、自分の持っているヴィジョンを伝えます。これをはじめに伝えることで、聞き手がこの子はそういう夢があるからうちの大学を受験しに来たんだなと理解しやすくなります。

そして、「②将来像の具体的な内容や補足」を行いましょう。はじめの一言だけだと、具体的な内容を伝えるまでには至ってないので、ここで具体的に伝える必要があります。具体的に伝えることで、自分の持つヴィジョンがいかに探究心のあることかを知ってもらうことができます。

最後に「③この大学でなければいけない理由」を伝えましょう!ポイントとしては、大学の授業名などをあげると、大学のことについてよく調べているなと感心されるかもしれません。

きっかけに対する考え方

「将来の夢を持ったきっかけは伝えなくても良いの?」と、ここまで読まれた方で気になった方もいるかもしれません。

確かに、志望理由書では将来の夢を抱いたきっかけ分が挿入されてることが多いでしょう。

僕が紹介した志望理由構成例では、3部構成できっかけを話す箇所がありません。

結論から言うと、僕は志望理由の段階で夢を抱いたきっかけを話さなくても良いと考えています。

なぜなら、これはあくまで大学を志望した理由なので、将来の夢を持ったきっかけについて問われているわけではないからです。

面接官が気になったら、別の質問でそのきっかけは?と質問することでしょう。

なにより、きっかけを話すことで少し長くなってしまいそうです。

とはいえ、きっかけに強い思い入れがあり、どうしても話したいと思っている人は「①明確なヴィジョンを伝える(将来像)」で夢を伝えた後に話すと良いでしょう。

または、「②将来像の具体的な内容や補足」をごっそりきっかけに変えてしまっても良いと思います。

AO入試、推薦入試時の志望理由まとめ

以上、AO入試、推薦入試時における志望理由の伝え方についてまとめてみました。

AO入試や推薦入試では、この志望理由が試験の核を担っているといっても過言ではありません。

僕が紹介した方法を用いてオリジナリティのある志望理由を伝えれば、きっと合格できるはずです!