公務員試験の内容とは?その勉強法まで解説!

こんばんは!パラダイムさときです。
本日のタイトルは「公務員試験の内容とは?その勉強法まで解説!」です。

小中高生のなりたい仕事ランキングで常に上位にいる「公務員」。

確かに、行政が業績不振で潰れることはないし、企業よりもブラックさは無く安定しているイメージがあると思います。

では、その公務員になるためにはどうしたら良いでしょうか?この記事では、公務員のなり方から試験の内容まで徹底的に解説します!

Contents

公務員試験とは?まずは簡単に説明します

公務員試験とは読んで字のごとく公務員になるための試験です。

公務員には地方公務員と国家公務員とありますが、いずれも試験が必要です。

ですが、地方公務員と国家公務員とで試験内容が若干異なります。

また、地方公務員の中でも職種や地域によって試験内容が異なることもありますし、国家公務員の中でも異なることがあります。

はたまた、大卒程度の地方上級と高卒程度地方中級でも試験内容が異なるなど、公務員試験は意外と複雑なのです。

じゃあ、どんな試験内容が課されるのか?

では、公務員試験で課される試験内容とはどのようなものでしょうか。

それぞれの職種で若干の違いがあれど、1次試験である以下の「教養試験(基礎能力試験)」「専門試験」から出題されます。

さらに、その後それぞれの省庁や自治体によって2次試験の面接試験や論文試験など試験が課されます。

教養試験(基礎能力試験とも言う)

  • 数的処理(数的推理、判断推理、資料解釈)
  • 文章理解(現代文、英文、古文)
  • 社会科学(政治・経済、社会・時事)
  • 人文科学(世界史、日本史、地理、思想、文学・芸術)
  • 自然科学(数学、地学、物理、化学、生物)

という感じです。しかし、平成30年度より「新教養試験」というものが導入され、若干の変更がありました。

時事が重要視され、「古文」、「哲学・文学・芸術等」、「国語(漢字の読み,ことわざ等)」の出題がなくなりました。

※新教養試験については、別の機会に紹介しようと思います

専門試験

  • 法律系(民法、刑法、労働法、憲法、行政法)
  • 経済系(ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、経営学、会計学)
  • 行政系(政治学、行政学、国際関係学、社会政策)

専門試験に関しては、職種によって出題される科目などは異なります。

また、上記にあげた科目以外も課される場合があります。

以上のように、とんでもない科目数ですよね。

そう、公務員になるものはそれぐらい多くの科目を処理する力が求められるのです。これまでの大学や高校の受験と違って、知識や知能が問われている以上に処理能力が重要視されます。

2次試験

2次試験の内容は、各省庁や自治体、職種によって様々です。

以下では、例をあげておきます。

  • 専門試験の記述式試験(国家総合職などで出題)
  • 政策論文試験(国家総合職などで出題)
  • 人物試験=面接
  • 集団討論

どう勉強したらよいのか?

上でご覧頂いた通り、公務員試験で勉強しなきゃいけない科目数は半端ないです!

したがって、大学受験の時と違い浅く広く勉強することが求められます。科目数が多い分、一つひとうの問題は深く追求されないのです。

ちなみに、2次試験は1次試験である教養+専門試験をクリアした人だけが、受けることができるのでまずは1次試験を通過しなければなりません。

まずは出題数が多い+範囲の広い科目から

出題数が多いかつ範囲の広い科目は以下の通りです。

  • 教養試験(基礎能力試験)…数的処理、判断推理
  • 専門試験…民法、経済原論(ミクロ・マクロ経済)

 上の4科目が一般的に難易度の高い科目と認識されています。

数的処理や判断推理は、大学受験では出題されない科目なのではじめて触る人は多いと思います。

クイズのような科目で、はじめは慣れるのに時間がかかります。暗記すれば取れるとう科目ではないため、日々演習を重ねて解き方を習得する必要があるのです。教養試験(基礎能力試験)の約30%〜40%は数的処理と判断推理で占められているます。

したがって、ここで高得点を取らなければ合格には近づけないのです。

それと同時に専門科目である民法と経済原論のどちらか一つを勉強しましょう。この2つは専門試験の中でも難易度は高めに設定されており、かつ覚える量と学ばなければいけない量はかなり多いです。

経済原論はミクロかマクロのどちらかで構いません。どちらかの勉強が終わった後、次の経済原論を勉強するといった要領で勉強すると良いでしょう。

数的処理、判断推理、民法、経済原論をどう勉強するか?

では、上の4つをどうやって勉強すればよいでしょうか?方法は2つあります。

  • 公務員試験専門の予備校に通う
  • 参考書を使って独学で勉強する

どういう参考書を使えばいいかは、また別の機会にご紹介します。

お金に余裕があれば予備校に通うのがいいかもしれません。

ですが、個人的な経験で言うと、公務員試験は独学でも合格できます!

先程も述べましたが、大学受験と違って深くは問われないので参考書ベースでも攻略できる難易度になっているのです。

問題が解けるかどうか以上に、限られた時間の中で膨大な量の勉強ができる処理能力が求められるので、参考書をいかに早く回せるかが鍵となります。

ある程度勉強のこつが掴めてきたら少しずつ勉強する科目を増やしていく

数的処理、判断推理、民法、経済原論の勉強のペースが掴めてきた、もしくは1周〜2周したら少しづつ科目を増やしていきましょう。ここまでで最長でも3ヶ月〜4ヶ月をイメージしていればいいと思います。

細かい学習スケジュールや勉強法についてはまた次回お伝えしたいと思います。ここまで読んで頂きありがとうございます。