学習支援活動記録2019年4月23日(火)

 昨日も浦添市立森の子児童センターを訪問し、学習支援ボランティアに参加してきました。今回は他のメンバーは都合が合わず、代表の平良だけで行ってきました!TwitterでもそのことについてTweetしています。

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英語の文法問題を教えるのに苦戦

 今日は珍しく勉強する子が多く、教える機会が何度かありました。そこで、英検5級の文法問題を教えたのですが、前置詞の考え方について砕けた教え方ができずに苦戦。説明が難しかっただろうな〜と、反省しました。

 教えること自体は他のメンバーの方が得意なので、改めて一人では何もできないのだなと実感した1日でもありました。

中学生にとっては難易度の高い日本史

 今回もう一つの見せ場は、浦添高校に進学したいという中学3年生の男の子が持ってきた歴史の宿題。資料集を使いながらぽんぽんと問題を解いていく彼ですが、以下の問題に苦戦していました。

中江兆民の弟子で社会民主党を結成した人物は?

 みたいな感じの問題でした。難しいですよね!少なくとも彼が使っている資料集には載っていませんでした。社会民主党を結成したのは複数人いるため、その中で中江兆民の弟子ということですから、中学生には難しいと思います。一応、正解は「幸徳秋水」です。これは難易度高い。普通の中学生は解けるのだろうか...

アビリンピック対策

 学習支援とは関係が無いのですが、児童館を出入りしている障害を持った社会人の方からWordの使い方を教えて欲しいと言われました(その時たまたまパソコンを持っていたので)。

 何でもその方は、障害者が技能や技術を競い合う「アビリンピック」と呼ばれる大会に出場するとのこと。その大会の中で、Wordのスキルを競い合う部門があり、色々と教えて欲しいとのことでした。

 パソコンを使わせたものの、私の使っているパソコンはMacBookで、彼女が普段使い慣れているWindowsと勝手が違い、使用に苦戦していました。

 私としは、「アビリンピック」という障害者が競い合う大会の存在をはじめて知り、勉強になったことが今日の大きな収穫です。

今回の感想

 今回は、学習支援ボランティアを開始してはじめて勉強を本格的に教える機会がありました。感想としては意外と難しい。これまで大きい塾に勤めてきて、ハイレベルクラスの高校生を教えてきたバックグラウンドからすると、学習意欲がまだまだ足りない子どもへ勉強を教えることは大変難しいことを実感しました。

 後は、アビリンピックという障害者が競い合う大会の存在を知ることができたのも収穫です。このような場に出入りしていると様々な出会いがあります。社会人・子ども・大学生、そして障害者など本当に色んな人との出会いで新たなことをどんどん得られる環境であり、充実した活動になりつつあります。

 PARADIGM(パラダイム)の活動として、このような障害者の学習支援にも携われたらいいなという目標を抱けた活動でもありました。

 ここまで読んで頂きありがとうございます!引き続き応援の方、よろしくお願いします。

平良