こんばんは、PARADIGM代表平良です!
今回のタイトルは「悩みや迷いは即刻相談すべきという話」です。
先日、以下のようなTweetをしました。
今回はこのTweetに関連して、「相談する」行為について書いていきたいと思います。
Contents
悩みや迷いは即刻に相談すべき
以前の記事でも書いたのですが、ここ最近の僕はNPO設立の書類作成のために奮闘しておりました。
作成中に、幾度か壁にぶつかり悩みが生じました。
・事業計画においてどれぐらいの予算を立てればいいのかわからない
・NPO設立するにあたって、まずどのステップから開始すれば良いかわからない
・NPO法人の趣旨をどう定めたら良いのか?
・そもそも、ブログや仕事、ボランティア、プライベートなことと両立しながら書類作成がきつい
上記の通り。
悩みながら、睡眠時間を削りながら、NPO設立の勉強をしながら何とか8割り程度の書類を仕上げて、いざ沖縄県のNPOプラザに電話して、面談することになりました。
担当者の方が2人、僕と面談をしてくれることになり、どういうNPO法人を設立したいのか、どういう目的を持っているのかなどのことをヒアリングしてくれました。
すると、なぜか若干迷い気味だったNPO法人の設立趣旨がスラスラと話せることができました。
多分、質問されることで脳が活性化されいい感じでアウトプットすることが出来たのでしょうね。
さらには、書類作成の手順について丁寧に解説してくれ、僕が疑問に思っていたことをぶつけると全て答えてくれました。
この時、完全に思いました。
最初っからここに来て説明を聞いてから書類を作成すれば良かった!と
僕は近道と思って、書類を作成してからNPOプラザへ向かえばいいと考えていましたが、逆だったわけですね。
そもそも担当者が、書類の一部を確認及び修正箇所の指摘を行ってから、次の書類を作るというステップを踏むので、完璧なものを仕上げても、すぐ次のステップには行けなかったのです。
効率の良いやり方は、担当者が確認している間に、別の書類を作成しておくことでした。
この経験で得た教訓は、悩みや迷いが生じた瞬間に誰かに相談する方が圧倒的に早い解決へ導くことができるということです。
教訓を踏まえて相談すべき理由
今思えば、「誰かに相談すべき」という教訓を僕はこれまで色んな人にアドバイスしていました。
進路アドバイザーという仕事なので、生徒には
進路の悩みがあったらすぐ相談してね!
的なことを言ったり、アルバイトの子には
仕事でわからないことがあったら、わからないまま進めるんじゃなくて、まずは5割で良いから見せてね!
と偉そうに言ってた記憶があります。
それを1番実践できていなかったのが、僕だったということですね。
僕が実際に相談をしなかったという経験を踏まえて、相談すべきであるという理由は以下の3つです。
- 人に話すことで、もやもやとしていたものがアウトプットでき、ある程度自分の脳を体系化することができる
- 単純に自分が知りたい解答を早いレスポンスで手に入れることができる
- 自分が最適解だと思っていた方法以外の選択肢が出てくるため、より良い最適解を導ける可能性がある
- そもそも他人が求めるラインと自分がやらなきゃと思っているラインが異なることがある
1.人に話すことで、もやもやとしていたものがアウトプットでき、ある程度自分の脳を体系化することができる
言語化や文章化という作業は結構重要です。何となく頭の中でイメージしていたことを体系化することができます。
心理学的な用語で言うと、「再言語化」または「ティーチング・テクニック」という概念に当てはめることができるでしょう。
要するに、何かを視覚的に丸暗記するよりも自分の言葉で表す(言語化)することで、暗記から理解にまで繋がるという学習方法なのです。
再言語化は、自分の考えをメタ認知することにも繋がります。そして、他人に伝えるつもりで言葉で表してみると、自分の考えに対する理解がより深いものに繋がるというメリットがあります。
今までNPO法人の設立趣旨を一人で抱えこんでいたものを、NPOプラザの担当者にヒアリングされ、それに答えることで、自分の考えがより深い理解に繋がったこと、が良い例ですね。
2.単純に自分が知りたい解答を早いレスポンスで手に入れることができる
これは、割と単純なメリットです。
勉強する時も、仕事する時も、自分で考えたり調べたりするよりも、人に聞く方が圧倒的に早いです。
学生の勉強シーンであれば、先生またはチューター、ビジネスシーンであれば、上司あるいは専門部署といったところでしょうか。
プライベートな勉強においても、SNSなどを活用して相談する方が良いでしょう!
もちろん考えたり調べたりすることは大事ですが、受験勉強や仕事など、期限が迫っている際は、絶対に人に聞く方が効率良いですよね。
3.自分が最適解だと思っていた方法以外の選択肢が出てくるため、より良い最適解を導ける可能性がある
これも割と単純なメリットだと思います。
自分自身のパラダイム(枠組み)って、意外と狭いものです。
人と話していると、「こんな考えもあるんだな」「その発想は無かった」という気持ちを持ったことはありませんか?
結果的に自分の答えの方が良かったという場合でも、他人に相談することで、自分の答えと議論をすることになるので、研ぎ澄まされてより良い自分自身の答えとなっていることでしょう。
自分自身の固定概念を壊して、発想力を鍛えるには人と話す(相談)ことです。
4.そもそも他人が求めるラインと自分がやらなきゃと思っているラインが異なることがある
これは、ビジネスにおいては結構重要です。
仕事ができない人ほど、完璧に仕上げてから1度で終わらせようとします。
NPO法人設立の書類を1回で通そうとした私のことです。
実際は、「まずはここまで持ってきてくださいね」という指示がありました。
ビジネスシーンでも同様です。
1回で通そうと、そのタスク処理に合計30時間かけたものが、鶴の一声でひっくり返るなんてよくある話です。
それよりは2割3割で良いので、こまめに確認しながらタスクを進めていく方が実は近道だったりするのです。
身近に相談できる人がいない時は本に頼ることもあり
身近に相談できる人がいない時は、本に頼ることもありだと思います。
僕が読んでみて割と影響を与えてくれたなと思う本を2冊紹介します。
ビジネス系
勉強系
まとめ
この記事のまとめとしては、頼れるものはどんどん頼っていきましょう!ということです。
コミュニケーションが苦手で、頼ることが上手くできないという生徒もいっぱい見てきました。
でも、成功する人の大半は先生でも進路アドバイザーでも、チューターでも頼りまくる人です。
先程も述べましたが、頼れる人が身近にいない時は本を読んだりネットを活用したりすることで、早めにあなたの悩みを解決しましょう!